お弁当とわ。 | Rucca*Lusikka

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

週末、なんとなくテレビをつけたら、『我が家自慢・愛情弁当物語』という番組がやっててついつい見ていました。このお弁当にまつわるそれぞれの家族のそれぞれのドラマがね、なんだかとても暖かなのでした。まあテレビ的演出っぽい所も目立ちましたが・・・。

最初の11人子供のいるおうちはすごかった。人数分のご飯作るだけでひと苦労だよね??。子供食べ盛りだし、台所普通のキッチンだし。

このおうち、お父さんが病気療養中で、お母さんは普通の量じゃない家事をしながらパートにも出ています。なので中3のお嬢さんが、お昼が必要な家族のためのお弁当を全部作ってるんですよ。えらいなぁ・・・。このお弁当がね、いかにも少女らしいアイディアにあふれてて可愛いんですよ??。働いてるお母さんもお姉さんも、これ食べたらほんとに元気になるだろうな??て気がするんですよね(*^_^*)

もうひとつは専業主夫のだんなさんが作るお弁当。共働きだったこのご夫婦、子供が続いて生まれ育児の為に、どっちかが家事に専念しようということになり、収入の多い奥さんが働くことに。

だんなさん、もともと特に家事が好きだったわけではなく、最初は試行錯誤だったそうです。小さな子供の世話、買い物、掃除、初めのころは孤独感に悩まされてたみたい・・・核家族のお母さんの悩みそのまんまだよね。

このだんなさんが作る奥さんへのお弁当が、またすごい!『全部食べてもらえるとうれしいし作りがいがある』と、栄養のバランスや奥さんの好物などとりどりに入って、しかもリンゴがウサギになってるんですよ???!!奥さんの職場でも、OLたちがパンをかじる中『わあ?!』と歓声が上がります。

でも、だんなさんのお母さんは、『私の時代は主人の持ってきたお金で妻がやりくりするのが普通だったんですけどね・・・どうして息子の所はそれが出来なかったんでしょうね・・・』と、ちょっと複雑そうでした。『専業主夫』に対する理解は、なかなか身内の人にほど難しいのかもしれませんね。

夫婦仲良しで、子供が幸せに育つならそれが何よりだよね。だんなさん手作りのお弁当もお夕飯も、愛情いっぱいで美味しそうでした(*^_^*)

もうひとつのお弁当は、子供が2歳くらいの若くて美人の奥さん。ドライバーとして働くだんなさんのために作るお弁当が・・・・尋常じゃない!!

安い食材で栄養満点、しかも見た目がとんでもなく美しいお弁当なのです!!残ったおかずの有効な使い方、手軽く仕上げるコツ、ちょっとの工夫で見た目がこんなに豪華、アイディア保存法、などなど、ものすごいテクニックの持ち主なのですよ。美人だしカリスマ主婦になれますよ。

たぶん私がこのレベルのお弁当を作ったら、4倍の時間と、3倍の費用と、2倍のゴミが出ます(つД`)・・・まぢで。
こういう人ってきっと、エレクトーンが弾けるに違いない、ドラムも叩けるに違いない、美術も得意だったに違いない、起業しても成功するに違いない、などといつも思ってしまう・・・(*^_^*)

私は結婚するまで全然料理が出来ないダメ娘だったし、正直『食べること』にはあまりこだわってなかった。母は働きながらもけっこう料理をするほうで、共働きの家に育ちながらもちゃんと手料理を食べて育ったわりに、あまりありがたがってなかった(ゴメンよママン)。むしろ外食したかったり、カップラーメンが食べたかったり。

なので結婚しても、仕事が忙しくて帰りも遅いというのもあって、休みの日以外はほとんどお惣菜をチン、または外食が多かったです。同じく新婚で店長だった同僚は、『だんなが外食嫌いなので、仕事の日も家に帰ってからご飯作んなくちゃいけないの?』と言っててとても大変そうで、半年後に辞めちゃってた。私はダンナがそういうタイプじゃなくて良かった??と思ったけど・・・。

2年3年たつと、お惣菜にも外食にも飽きるんですよね・・・。外食やジャンクフードに偏見や抵抗はないほうなんだけど、風邪が治りにくかったり、花粉症っぽい気がしてきたり、やっぱりこれって食事も原因??って思うようになってきたのです。

ていうか食事ってけっこう大事?って事に今頃少しわかり始めたというか・・・。

最近、細木数子(嫌いだけど)や美輪さま(美輪さまは好き)がよく、『男は男らしく、女は女らしく』みたいな、ちょっと時代錯誤じゃない?的な意見をよくいうのを見るけど、ある意味彼らのそういう古いような意見がまた支持されている気がする。

ちょっと前なら私絶対反発してるけど、なんとなくわかるというか・・・食は家族の絆になる、とか、食事には愛があったほうがいい、『食べる』を軽んじてはいけない、ていうのはなんかわかるような気がします。

すべての『お弁当』にはやっぱり愛が底にあるよなぁ・・・たとえ日の丸でも茶色でも、誰かのために作られた時点で。コンビニですぐおにぎりやお手軽なお弁当が買える時代にね。

・・・そういう私はそれでも『愛妻弁当』は作りませんが・・・だって望まれてないんだもん:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

とりあえず今は無職の身なので、家事ぐらいはしっかりやらないと・・・もうちょっと手際よくなって、たとえばこれからまた再就職して、働いて帰ってきた時に、ちょっとの買いものと冷蔵庫にあるものでパパパッと手際よく美味しい料理が作れるようになりたいなと、頑張る今日この頃であります。

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