介護についておもったこと。 | Rucca*Lusikka

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ふう、ちょっと間が空いちゃいました。

そのうち脳内整理も兼ねて書こう書こうと思いつつ、どっから書いたらいいのやら(^_^;)・・・まぁ今月はいろいろありました。

とりあえず今週父は入院しました。それまで約3週間自宅介護だったのですが、父の病状と母の精神的介護疲れがどんどん悪化していってしまったので、うーん、このままだと私は2人抱える??と恐怖しましたが、父の病状が良くないので入院する事になり、とりあえず母の負担がなくなりました。

介護がいかに大変かというのは今まではなんとなくでしか知らなかったけど・・・母の環境はその中でも恵まれていたと思うのですよ。、父の妹たちや、近所の方がかわるがわるやって来ては手伝ってくれていたし、話し相手にもなってくれていたし、私も休日ほとんど実家に帰っていたし、知り合いのツテがあって、介護認定を受ける前なのに毎日1日2回、ヘルパーさんが来てくれていたし。

それでも難しかった。

というのは、父がものすごい急速にいろんな機能が低下してしまって、あっという間に寝たきりになってしまったのも原因なんだけど、病状に「せん妄」というのがあって、時々けいれんを起こしたり、ヘンな事を言いだしたり、全然立てないのに突然立ち上がったり(そしてその後固まる)、24時間そんな感じで夜も安心できない。父は身体が大きいので起こすのも寝かすのも相当な肉体労働。

母は父の病状の心配以上に、父の介護への不安と悲観ばかりになってすぐパニックになるし、・・・みんな来てくれてるし、私もいるでしょう?と言っても全然慰めにならない。私はオニムスメなので何回心の中で「子供の前でオロオロするな!」と思った事か・・・(言ってませんが)

昼間私やみんなが来ている間に、少し外出して気晴らしをするなり、昼寝をしておくなりしようよ、みたいなこう、気持ちの切り替えができないというか・・・。ヘルパーさんは家族を楽にするために来てるんだから、食事の介助を任せればいいのに、なぜかヘルパーさんが来るといろいろ自分でやりたがったり・・・。

時間がたてばそのうち慣れて、なにが起きてもそんなに慌てなくもなるし、すぐにどうしようとパニックにならなくもなるし、何を自分でやって、何を任せるか、といった判断もできるようになるだろうと思っていたんだけど、

多分、それがどうしてもできない人もいるのだ。全ての人ができるわけではないのだ。全ての人に看護師や介護士の資格の適性があるわけじゃない。まったく適性のない人もいる。ポジティブシンキングができない人もいる。

血を見るだけで気絶してしまう人に手術なんてできないように(ちなみに私は自分の注射の針を直視できないほどのヘタレ)。

でも介護は適性があってもなくてもやってくる。だからこそプロの知識をもって助けてくれるヘルパーさんがありがたい。でもその数はとても少ない・・・。その道のプロとして働いても、一家を養えるような報酬が見込まれないからだそうだ。

ちょっと長くなっちゃったので、またあとで。