伊豆「風雲児たち」旅行記1 | Rucca*Lusikka

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長いなあと思ってたGWですが、明日からまた仕事か~と思うとなんかあっという間でした。あー会社に行きたくなーい。。。とはいえ休んだ分色々忙しいので早く気持ちを切り替えなくっちゃなのだ。

さて、GW前半は、伊豆「風雲児たち」巡り旅行に行ってきました♪

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幕末ブーム、細く長く続いております。今年はテレビの龍馬伝もあってか、龍馬ゆかりの地が人気になってるみたいですね。

さて伊豆ですが、龍馬は全く関係ございませんwあ、一ヶ所、龍馬が脱藩の罪を許された寺っていうのがありましたが(^^;福山激似の龍馬の看板が建てられててちょっと引いた…。

今回、我々が行ったのは西伊豆・戸田~松崎~下田~天城~韮山~沼津であります。

戸田ではロシアのプチャーチン提督と沈んだディアナ号を偲び(?)、松崎ではのんびりとした西伊豆の風景を楽しみ、下田では松陰先生の志を思い、韮山では江川太郎左衛門英竜様の偉業に触れることができました。

マンガ「風雲児たち」好きにはたまらないであろうツアーですが、幕末というよりは幕末前夜に活躍した人ばかりなので、やはりかなりマニアックかもしれませんな。

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まずは東名高速を沼津で降りて、一路戸田へ向かいます。途中、素晴らしい富士に出会いました。西伊豆は海の向こうに富士山が見えるのがいいですね。ああ日本人DNAを感じます。

道もわりと空いてて、スイスイドライブできました。戸田に到着。

とはいえ前日までハードな残業続きのゼツがここで力尽きたので、この日は観光はせず宿でのんびり温泉に入ることにしました。

幕末の頃、日本に開国を求めてやってきたロシアのプチャーチン提督の乗ってきたディアナ号が、安政の大地震の津波と嵐で海に沈んでしまいます。

日本ではすでにペリーがやってきてて黒船ショック真っ盛り。猫も杓子も攘夷攘夷、外国人とは口聞くな、という世情の中、遭難しそうな500人のロシア兵を地元の漁師たちが海に飛び込んで救います。

船を失ったプチャーチンさん一行は、幕府と交渉して、帰国するための船を建造してもらうことになります。日本側も西洋の造船技術を学べる良い機会。もちろん江戸城では「500人全員殺してしまえ!」などと物騒なことをいう人もいたわけですが、この地の代官でもあった江川太郎左衛門さんの尽力もあって、ここ戸田で日本初めての洋式帆船が造られることになったのです。

マンガ「風雲児たち・幕末編」ではここのくだりがとても面白いのですよ。プチャーチンさんの人柄、おおらかで情深く、抜け目なく、信義に厚い古き良きロシア軍人といった感じ。

ペリーがほとんど武力をバックに恫喝して開国させたのとは違って、プチャーチンはあくまでも日本の国法を尊重し、対話に対話を重ねて開国をさせようとしました。

プチャーチンさんと領土問題について交渉する幕府側の川路聖謨さんとの友情(この人も江戸城明け渡しとともに自刃した古きサムライなお人)の場面もなかなか感動です。現在でも子孫の方同士の交流が続いているとか。

そしてこの間、ただでさえ忙しいのにさらに忙しく走りまわった江川太郎左衛門さん(この人のことはまたあとで)。

などなどいろんなドラマがあったわけなのです。

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この西伊豆の夕日は当時と変わらずきれいだったんだろうなー。

しかしとりあえず今の戸田にはかなりなにもなくw…いや美しい風景と海の幸と温泉がありますが。

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とりあえず夕食は舟盛り!!

海の幸を豪快にいただきました(^^)今回は「つわぶき亭」という宿に泊まりましたが、お部屋も広くてしかも半露天風呂がついてて、アメニティも充実しててとても良かったです。

温泉も優しいお湯でした。はー癒される~~~。

さて、とりあえず一日目はおしまい♪

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