さてそんなわけで、学校に通い始めて一週間です。
毎朝、ゼツにたたき起こされてますｗ朝7時台に起きる毎日なんて15年以上なかったなー・・・。大昔、専門学校に行ってた頃、実家から御茶ノ水まで一時間半、しかも毎日授業は朝9時から。当時の（今でもだろうケド）京浜急行の朝の通勤快速の混み方はハンパじゃなく、胃腸の弱かった私には苦行そのものでした。停車駅の全てのトイレを把握していましたよｗ
そのトラウマからか、卒業後はできるだけ通勤時間が短い＆始業が遅いところで働き続けていたんですけどね。今はたまたま便利な所に住めているので、学校も徒歩圏内なわけです。ありがたやありがたや。なのに早起きがつらいといってる軟弱者です（＾＾；；
学校はパソコンスクールとは違って、本当に「学校」です。日直さんが「起立！礼！着席！」ですよー。
生徒は老若男女さまざまですが、思ったよりも私と同じくなあらふぉー世代も多かった。でもまあ一番多いのは20代後半?30前後かな。
大昔（ｗ）、自分が26歳くらいの時、誰かに誘われてとあるジャズライブに行ったのですよ。歌ってたのは女性ボーカルで、その人は歌がとてもとても好きでジャズシンガーになりたくて、社会人になってから働きながら歌の勉強をしたと話していました。
彼女の歌にすごく感動して、自分も趣味でもいいからジャズが歌えたらカッコイイな?って思ったのに、結局当時の私は「でももう26だし今さら習っても無理」って思ったんですよねー。
まあたしかに、カラオケで特別歌がうまいわけでもなく、英語もさっぱりで、なおかつジャズを歌う大人な雰囲気のエッセンスが一滴も入ってない私のキャラでジャズを習っても、先生が途方にくれるだけだろうと思えるのですが、
今思うと「まだ」26歳だったのに、なんで「もう」って言ってたんだろうね?。
オバハンになってくるとかえって何かが吹っ切れるのでｗ、「何でもチャレンジ」とか言ってジャズ教室の扉を叩くんでしょうけど、当時の私は「26歳にもなって」と恥ずかしがったんだろうね。26ってそういうオトシゴロだったのかもしれない。
今「クラスメイト」の26、7歳くらいの人たちを見てると、
「あー、いいな、今からなんにでもなれるよ、キミたちは・・・。」
と思ってしまう。ここでの勉強が将来、直接仕事に結びついていかなかったとしても「なんにでもなれる」。やはり向いてないな、と、別のことをはじめたとしても、そこから「なんにでもなれる」。ああいいなぁ20代。もう一度20代になって就職活動が出来ればいいのにー。
でもふと思った。
たとえ「これからなんにでもなれる」若さ、という絶対的なカードを持っていても、「なにかになりたい」と強く思う心がなければなににもなれないんだ。
私がジャズシンガーになれなかったように（＾＾；；；；；；
思えば自分は20代の頃、なにかになりたいっていうのが全然なかったんだなぁ・・・。
早く結婚してかわいい奥さんになりたいと思ったこともなく（なぜだろう？）、デザイナーの仕事は「才能がない」といって自分と向かい合う戦いをする前に早々と勝負を降り、販売の仕事は思ったよりもおもしろく、店長になってからは自分でもけっこう頑張っていたとは思うけど・・・さらに勉強するとか、もっとステップアップしたいとか、そういうモチベにはなれなかったな。
でも昨日グループワークで、たまたま一緒のグループに若い子が多かったんだけど、「人はなぜ働くのか」がテーマだったんですが、「お金のため」「働いてないと世間体が悪いから」というなかなか率直＆正直な意見が多くておもしろかった。
「3億円当たったら絶対に働かない」と。
あー・・・私だったら多分3億円当たっても絶対働きたいな。で、3億円は日々の「ちょっとした贅沢」にだけちょびちょび使うｗたとえば日々のランチを880円のＡセットじゃなくて1200円のＣセットにするとかｗ、マンガの大人買いとか、ブラウスどっちにしようか迷ったら両方買う、とか、遠くのダイエーまでいくより近くの成城石井で夕飯のおかずを買うとかｗ。
我ながらしょぼいな。。(；´∀｀)
でも、とことんやると仕事っておもしろいよね。
それを知ってるっていうのはわたしの数少ない強みかな？･･･そう思うと前の会社でそういう機会を与えられていたことに感謝だなぁ。。おかげでいまやっと「なにかになりたい」って思えているのかもしれない。
まあそうはいいつつ仕事はお金のためでもあるわけで、学校が終る頃には気合入れて就職活動しなくちゃいろいろとヤバイんだけどね。
でもこうしていろんな世代の人と、同じ立場で一同に勉強する環境っていうのはなかなか新鮮でもあり、めったにない機会だと思います。
3ヶ月、とにかくやれるだけ頑張ろう。毎朝たたき起こされながらもｗ

やる気, 勉強, 生き方