違和感 | Rucca*Lusikka

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

けっこう前なんだけど、とある女性タレントが結婚したニュースをワイドショーでやってたのをたまたま見た時に、すごい違和感を感じたことがあります。

そのタレントはいわゆる『エキセントリック』キャラな人で、ワイドショーのコメンテーターたちはお祝いの言葉をコメントしながら、

『いや、彼女はああみえてもけっこう家庭的で、面倒見が良いところがあるんですよ』

『ああみえてもとても礼儀正しくて、いい奥さんになると思いますね』

『意外としっかりしてますし、お料理も得意らしいですよ』

そんな様な事を、言ってたんですよ。

家庭的で礼儀正しくてお料理上手じゃないといい奥さんじゃないってのか??そもそもそのフォロー(?)はいったいなんなんじゃ!!??

一般大衆はそのコメントを聞いて、『アラ、あの子は本当はそんな子だったのか、じゃあ結婚しても安心ね』と思うのであろうか?

別にそのタレントには全然興味がないんだけど、そのワイドショーのコメントになんだかすごくうんざりしたものを感じたのです。まあワイドショーなんてそんなコメントのてんこ盛りなので、ほとんど見ないようにしてるんですが。

ていうか、前にも書いたけどニュースも嫌い。自分の意見を付け加えるキャスターが嫌い。私は単純なので、そう言われればそうかと思ってしまうところがある・・・だからそういうのに知らず知らず考え方を縛られたくないと思うのです。

そのかわり?じゃないけど、名もないブロガーさんたちのニュースに対する感想などの日記はあちこち見に行くことが多いです。

気になるのは若い年代の人の日記ほど、ニュースの容疑者に対して『死ねばいい』とか『死刑になればいい』という記事が多いこと。まあ私も連続婦女暴行犯なぞには『こういうやつらはまとめて宮刑にしろや』ぐらい思いますが。

犯罪者=悪=死んでいい(←被害者や家族の心境、本当に更生出来るのか?、受刑中の費用は?未成年の場合許されることについての憤り、社会不安)

被害者の気持ち、被害者の家族の気持ちは『犯人を殺してやりたい』のひと言だと思うし、その悲しみに共感するのは当然のことなんだけど・・・。

死刑がいいとか悪いとかじゃなくて、『死んでいいんじゃない?』と名もない善意の(たぶん)人たちが当たり前に思ってしまうこと。・・・これになんか違和感があるのと、その原因ってやっぱり報道の仕方なのではないか?って思ってしまうのです。

そんなことをつらつら考えちゃいました。今日は雨、入梅ですかね?。