秋晴れの木曜日、このブログでも何回かご紹介してる、pieni talo(isokassi)さんの秋の新作個展に行ってきました。
鎌倉、御成町のStarbucksのすぐ隣りの『ギャラリー ヨコ』にて20日まで開催されています(今日このブログを見て気になった人は明日ダッシュ!)
今回は、Quilts1989(キルツ1989)さんとの二人展ということで、初日に伺いましたが大変な盛況でした。
pieni talo・isokassiの作家であるMさんは私の古い友人のお友だちで、前にその友だちが持っていたバッグがステキなのでどこのか聞いた時Mさんの手作りだと知り、その後の個展で素晴らしい作品を拝見し、もともとかばん好きのワタクシ、すっかりMさんのバッグのファンになってしまいました。
北欧ビンテージの鮮やかでモダンなプリントと、丈夫な帆布を使った彼女のバッグは、色のコーディネイトが本当に絶妙で、センスが良くて、しかもとっても丈夫で、使いやすくて、これまでにバッグを2つ購入しましたが、どれも大変気に入っています。
写真のバッグは2つともかなり使い込んでいますが、とっても丈夫です。左のしましまのは小ぶりだけどMacBook Air11inchもきちんと入るスグレモノです。
Mさん、ずっと会社員とバッグ作家の二足わらじでしたが(すごい!)、最近、長年勤めた会社を退職されたそうです。バッグデザインだけでなくインテリアコーディネーターとしての才能もお持ちで、ブログを拝見しているとお部屋のセンスもすごくステキなんです。これから各方面にますますご活躍されることだと思います!
今回私はこちらの小ぶりなトートバッグのセミオーダーをお願いしました。帆布の色は私の誕生月カラーのターコイズブルー、プリントは明るいグリーンです。出来上がりが今から楽しみ!!!
pieni talo webサイトはこちら → pienitalo
ブログはこちら → isokassi*
退職されてお時間が出来たということで、サイトでのネット販売もスタート近いかも??と期待しています。
さて、今回一緒に行った古い友人とは、久しぶりに会ったので鎌倉ランチ&お茶でいろいろトーク。
彼女も数年前に会社を辞め、自宅でYOSAというサロンをひらいたり(現在実家でリニューアル中・なんと自分で床貼り&壁塗りしています)、知的障がい者の施設で世話人として働いたり、走ることを楽しんだり、ダイエットアドバイザー的な発信をしていたり、あちこちでスラックライン(綱渡りスポーツ?)を張って仲間を増やしたりと、なかなかマルチに活動中です。
いろいろ話をしながら、自分ももっと食生活や健康に気をつけていきたいと思いました。夏に体調を崩して以来、じんましんがずっと治らなかったり・・・それもやはり体が変わる歳になってきたんだなぁと。健康あっての日々の幸せですからね。
ドイツのHamburg市に住む友人のNobukoさん。彼女に初めて会ったのはもう10年以上前、ある作家さんのファン掲示板ででした。
実際に会ったことがあるのは彼女が帰国した時に数回だけなのですが、ずっとずっとweb上での交流が続いてる大切なお友だちです。もともとユニークなイラストを描く人で、毎年届く彼女からのクリスマスカードも楽しみでしたが、彼女も最近イラストレーター&絵本作家として活動をし始めました。
去年、彼女のカレンダーを購入したのですが、このイラストがほんとうに楽しくてユーモアがあってすごく好きなんですよ。彼女は日本人だけど長年ドイツで暮らしているので、彼女の使う色使いは日本の流行り廃りの流行色にはまったく影響されていなくて、新鮮で、ドイツ風というのか?とてもナチュラルでそれでいて深みがあるのです。特にグリーンがきれいです。ああ、これが森の色なんだなぁと、行ったことがないドイツの森のなかの空気を感じられるような・・・。
この写真は今年彼女が出したミニ絵本です。英語とドイツ語と日本語バージョン。タイトルは「きみがいない」
かけがえのない大切な人を失った悲しみが、悲しみのままそれでも癒やしになっていく…それでも自分の人生は続く…そんな静かな強さが伝わってくる絵本です。時折読み返したい私の宝物。
来月のカレンダーはこのイラスト!ああもうこういう女学生のようなおばちゃまいるいる!!お揃いのスカーフで、腕を組んで。可愛くてユーモアがあって好きだなぁ。めくるのがほんとうに楽しいカレンダーです。
2014年のカレンダーも好評で今増刷をかけているらしいです。来年も楽しみです♪
Nobukoさんのwebサイトはこちら → NORIMA_ELMA Welcome
フェイスブックページはこちら → Nobuko Ashihara-Huslage
そんな風に、私の身の回りでのほぼ同世代の友だち、みなさん人生の第二エンジンをどんどん噴かせています。別にアートな活動や会社をやめることだけが第二エンジンなわけではありません。
やりたいこと、好きなことを、リスクをおそれず楽しくやってる。
これだけだと思うのです。あとはやったかやらないか、だけ。
今は◯◯があるから、将来◯◯になったら困るから、時間がないから、◯◯が反対するから、失敗したら大変だから、才能がないから・・・etc
やらない理由、やれない理由なんて、それこそいくらでもあるんですよね。
挑戦は若い人だけの特権でもないし、シニアの引退後の余暇でもない。
40代で人生の第二エンジンを噴かす事の意味はとても大きい。そして挑戦している人はやっぱりおもしろい!
1日24時間、1年365日はだれにでも平等で、だからこそ「とりあえず今は◯◯だから」「とりあえず、いつか」と、「いま」を消化試合のように送っていても同じ1年。
幸せってためているものの多さ、少なさじゃなくて、「いつか」なるものでもなくて、「いま」が幸せかどうか、だと思うことが多い今日このごろ。
昔を振り返って「あのころは幸せだった」と感じてる人は、「いま」が不幸せだから昔が良かったと思うのではなくて、きっと「いま」も幸せなんじゃないかな?と思うのです。
「いま」幸せかどうかが、過去と未来の幸せを決めるんじゃないかなって。
だからきっと、いまは不幸だけど将来の幸せのために…と何かを我慢しているとしたら、私はそれはとても危険だと思ってしまうのです。
恋愛で一番盛り上がってる時に、「君への愛は永遠だ!」と思う気持ち。もちろん永遠の愛なんてなくていつかはそんな熱い想いも冷めていくのだけれど、「永遠だ」と信じた一瞬は、いつまでも「永遠」なんですよね。
幸せも同じようなもので、「今、しあわせ」と感じられた一瞬一瞬が、過去と未来を幸せにしていくのではないか。
最後ちょっとポエムになってきましたが、そんなことをよく考えています。「いま」幸せであるために「いま」自分がやりたいこと、ほしいもの、なりたい姿、そういう欲求や欲望にきちんと向き合って見つけ出すこと。その声をスルーしないこと。
きちんとその声を聴き、挑戦した人はやっぱりおもしろい!
大いに刺激をもらいつつ、わたしもおもしろき人になるために、わたしのやりかた…ノートとブログで、これからも「おもしろき道」を作っていこう!と、改めて思うのでした。
参考書籍