仕事帰り、混んだ横浜駅の中央通路を歩いてたら耳に入ってきた言葉。
「じゃあ、お疲れ~」
「また明日!」
「頑張ろう!」
見ると、ビジネススーツを来た20代半ばくらいの男女。
多分、同じ会社で同期かなんかで、同じ立場で仕事をしてる2人なんだろうな。
「お疲れ様でした」でもなく、「明日もよろしくです」でもなく、
「じゃあ、お疲れ~」
「また明日!」
「頑張ろう!」
なんでもない会話なんだけど、なんかいいなって思った。そういう会話が出来る同僚がいる仕事をしてるということが、少し懐かしくうらやましく感じた。
今の職場で私が帰るときは、なんだか仰々しいくらいの挨拶になる。もちろんまだ日が浅いっていうのもあるけど。同じ立場の同僚は2人いるんだけど、年も年だし(ほぼ同年齢)会話は基本敬語だ。
同年代で、同じ仕事してて、同じ立場でも、敬語。それは大人として社会人として普通のことなんだけど、なんだかだんだん、「なじむ」ことが難しい?年代になってきてるのかなあ。
今、新しい勉強してて、これから新しい仕事に生かしたいと思ってて、それは年齢的にはとても難しいことって判ってて、でもやってみたくて、それは結果がどうであれやってみる気持ちは変わらないんだけど、
だけど、実はこの年になってから本当に難しいのは、
「また明日!」
「頑張ろう!」
といいながら駅で別れるような仕事上の人間関係が作れる、ということなのかもしれない。なんてちょっと思っちゃった。
思えばそこからずいぶん遠くに来てたものだなぁ。
でも、たとえば20代からずーーっと、周りの人間も上下関係も変わらないような職場にいたら、40過ぎてもそんなもんなのかしら?
でもそういう職場だと「また明日!」のあとに「頑張ろう!」は出てこないだろうな。
「また明日!」
「頑張ろう!」
同僚に言えてますか?言えてるならそれは今その人が、とてもいい仕事が出来てる「時代」なんじゃないかなって思います。