なぜか奈良が好きなんですよね?。
といっても行ったことはかつて2回しかなくて、その内1回は中学の修学旅行だったりするのですが。「大きなお寺と大仏を見た」程度の記憶しか残ってないのに・・・なぜだろう?
前の会社を辞めてすぐあとに、せっかくだからと「ひとり旅」に出たのですが、その時の行き先も奈良でした。
なんでですかね??修学旅行の時のわずかに残る記憶の風景が呼んでいるのか、奈良の地より謎の電波を受信してるのか、私の前世がきっとマリー・アントワネット(違&謎)・・・オカルトがかってきたw
まあそんなノリで、今回はまったりとのんびり旅行日記です♪
ひとり旅で行ったのが2006年。え?もう6年前なんだ!と驚きつつ、その時は行こうと思ってた「飛鳥」に行けなかったことがとても心残りでした。なので今年、ゼツ(夫)の夏休み(と言っても10月)の旅行に奈良に行く事にしたのです。念願の飛鳥地方へ!
雨だよねーーーww
そうだった、ゼツは雨男だった・・・そんなわけで初日は大雨。この日は奈良市内泊で、奈良へは修学旅行以来という、奈良時代なにそれおいしいの?なゼツのために、観光名所である興福寺や春日大社、奈良町などを見て回りました。
興福寺の国宝館では阿修羅像などを堪能。
うーーん、やっぱ奈良にある仏像って好きだなぁ。京都や鎌倉の仏様はいかにもな「ザ☆大仏」っていうのが多いんだけど、奈良にある仏様は、細面なアルカイックスマイルだったり、怒ってるような人間くさい表情だったり、風に吹かれる衣が躍動的だったり、スラリとした姿だったり・・・が多くて、そんなところも好きなのかもしれない。
ちなみに興福寺公認「阿修羅ファンクラブ」というのがあるらしい。帰ってからどんなものかと思ってサイトを見たらトップページに驚いた。
「会長・みうらじゅん」はまあわかるとして、「ミスター阿修羅・高見沢俊彦」ってなに?ww
さらに、作詞:みうらじゅん/作曲:高見沢俊彦の、阿修羅テーマソング「愛の偶像(ラブ・アイドル)」・・・なんて公式ソングもありました。いろいろ興味深いですなぁ(笑)
猿沢池より五重塔を望む・・・大雨です。
前回も訪れた奈良町の路地。相変わらず細い道がくねくねカクカク。
今回気がついたんだけど、路地なのになんか「路地」っぽくない、何かが足りない・・・と思ってたんだけど分かった!「猫」がいないのだ。
路地裏に猫はつきものでしょう。それが一匹も見ない(単純に雨だったからかもしれませんが)
なぜだろう?ここは神のお膝元で、神の使いである鹿の生息地だから結界でも張られているのか?などとまたも妄想をしつつ・・・。
神の使い鹿登場。ずぶ濡れです。鹿って雨宿りしないのね、ずぶ濡れで草を食べてました。あちこちから鹿が鳴く声が聞こえます。
「ギエ????!」
鹿ってこんな声で鳴くのねぇ。。まるで岡村響子(←私の最恐トラウマ漫画)
女郎花 秋萩凌ぎさを鹿の 露分け鳴かむ高円の野そ 大伴 家持 万葉集
このころの 秋の朝明に霧隠り 妻呼ぶ鹿の声のさやけさ 詠み人しらず
?この鹿の鳴き声って、いつものものなのか、それとも今って繁殖シーズンなのか?はわかりませんが、なんだか物悲しい声に聞こえます。鹿の鳴く声、調べるとけっこう万葉集に歌われているんですね。
雨の中、てくてく歩いて春日大社へ。
こんなかわいいおみくじがあったりして(買わなかったけど)
こんなかわいい(そして具体的w)絵馬も飾られていたりして。
前回来たときは記憶になかった暗闇での灯籠のきれいさ体験部屋(といっていいのかな?)
ほんときれい。夜、ここの灯籠が全てこんな風に灯されたら素晴らしい眺めだろうなぁ。。。
さてさて、雨がかなり本格的になってきたので早めに宿にチェックインすることにしました。今日泊まるのは憧れの「奈良ホテル」です!(もちろんお得な平日のツアープランです)
ロビーの吹き抜け。うーんステキ!
この奈良ホテルをはじめ、箱根富士屋ホテル、軽井沢万平ホテル、日光金谷ホテル、横浜ホテルニューグランド、東京ステーションホテルを「クラシックホテル」というのだそうです。どれも名前は聞いたことがある、一度は泊まってみたいホテルですよね。
めったにないことなのでとっても珍しくホテルのバーで一杯・・・そういえば結婚10周年ですが外のバーに「飲みに」行ったのって結婚してから一度もなかったかも。10年ぶり(笑)お互いお酒弱いしね。
奈良ホテルの廊下です。天井がとても高い。外は雨で真っ暗。なんだかタイムスリップしたみたいでした。
そんなわけでザーザー降りの大雨な、奈良の一日目が終わりました。でも翌日は見違えるような晴天に!
素晴らしい青空が広がりました!奈良ホテルをチェックアウトし、念願の地、飛鳥に向かいます!!・・・とりあえず次回へ続く☆
2006年の奈良旅行ひとり旅の時の日記はこちら→「2006年奈良旅行日記」
阿修羅ファンクラブ公式サイトはこちら→「阿修羅ファンクラブ公式サイト」