父の葬儀 | Rucca*Lusikka

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22日に父が亡くなりました。

発病から6ヶ月、闘病中は辛くて悲しい事ばかりだったけど、最期は母と私で看取る事ができて、静かに息を引き取りました。息を引き取った後にも顔ってどんどん変わって行くんですね・・・見るたびに穏やかな顔になっていってました。顔の皺なんてどんどんなくなっちゃって、つるつるに。

そんなわけで死に顔はとても穏やかで、葬儀に来てくださった方々が皆「いい顔だね」と言ってくれていたことが、悲しい中にも嬉しい事でした。
たくさんの親しい人たちに見送られて、いまごろはあっちでいつものように豪快に笑いながらまた酒でも飲んでいるでしょうか。

父の病のおかげで今まで知らなかったいろんな事について、知ることができたり、考えさせられたり、そんな半年間だった気がします。

とりあえず葬儀の間のものすごい慌しさも終わって、明日からはまた出勤です。だいぶウラシマになってます。1週間も休んでしまい迷惑をかけた分、しっかり取り戻さなくては。

店長が告別式に来てくれてすごい驚いた。しかも焼香だけでなく出棺までいてくれた。たかがイチパートなのに・・・。弔電やお花も会社からいただいた。驚いた。会社の体質にも寄るんだろうけど、前の会社じゃ絶対パートにはそんなのナシだろうなぁ。
私自身、ずっとそういうのに鈍感に生きてきたので・・・なんかいろいろ反省です。

葬儀というのがこんなにも大変だとは思わなかった。おかげで悲しむ暇もなかったというか。。。もちろん自宅で行ったわけではなく、葬儀屋さんがまるごと手配してくれていたとはいえ(葬儀屋さんってものすごい人間スキルの必要なお仕事だと思った)、いろんな予測が必要で、それが大変というか・・・何人来て下さるかでまず会場の大きさを決めないといけないけど、いちいち「これますか?」と聞くわけにも・・・。

食事は何人前必要か、あいさつ文は、お香典返しは、火葬場へは何人行ってくださるか、車の手配は?などなど。ほとんどこれらに忙殺されてるうちにバタバタと終わってしまった。

母も兄も義姉も私も、葬儀が終わってから、「自分は家族だけの密葬で、他に知らせるのは全部終わってからでいいや」・・・と意見が一致するくらいでした。まぁそうは言っててもそうもいかないのが世の中なので、本当にそうして欲しいならきちんと一筆書いておいてくれ、なんですが・・・。

親を見送ると、なんだか自分がすでにもう「列」の真ん中くらいにいるんだって事を自覚させられますね。葬儀に来てくださった親戚の叔父や叔母、父の友達、お世話になった近所の方々、小さい頃から知っている大人たちは皆もう高齢なんだ。これからは恩返しをしていかないと。

なんだか漠然としてるけど、大事に生きていかなくちゃなぁ・・・家族や友達、仕事、大切にしなくちゃなぁ。今はそんな事を考えています。

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