7年目の秋なのです。 | Rucca*Lusikka

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

もう10月ですね?。1日は6回目の結婚記念日でした(*^_^*)
早いなぁ?。特にこれというイベントはないけど、近所のレストランで食事をしてきました。おいしかった?。

その日の昼、今となってはもうですが、父の病名の診断の為の検査結果が出たので病院に行ってきました。どこで待ってればいいのかわからず、とりあえず父がいた病棟のナース室に聞きに行ってみたところ、お世話になったナースの方々が次々と現われては挨拶してくださり・・・な、なにか手土産を持ってくれば良かった・・・と、自分の気の利かなさにちょっと反省(>_ 父が使っていた寝間着やタオルや毛布などはかなりの量だったし、家に持ち帰ってももう使う人はいないので、病室を出る時に全部病院に処分をお願いしていました。

こっちとしては「すみません、そちらで処分していただいてもよろしいですか?」という気持ちだったのですが、婦長さんからそれについてのお礼をいわれてびっくりしてしまった。
なんでも、そういう着替えなどを用意してくれるような身寄りの方がいない患者さんがけっこう多いらしくて・・・。
なんだかお気の毒に・・・と思ってしまった。

別に家族だけが全て頼れる存在だとは思わないけど、たとえお金がたくさんあっても、病気になって自分のことが自分でできなくなってしまったら、そういう身の回りのこまごました事は自分以外の人に頼むしかできない。
パジャマの洗いがえがない、買うにはお金がいる、銀行に行ってお金を下ろしてこなくてはいけない、でも看護師にはそれはできない。自分の通帳と印鑑を渡せる信頼できる人は・・・?

今、病院には「3ヶ月ルール」というのがあるから、転院が重なるとどんどん自宅から遠い病院になることが多いらしい。連れ合いはもう亡くなり、子供はいても疎遠だったり遠方だったり、という方も多いんだろうな・・・。

父を最後に襲った病気は、結局今までの大動脈溜などのいくつかの手術とは無関係の、お酒の飲みすぎとも無関係の、とてもおそろしい病だった事がわかりました。これだけ医学が進歩していても、発症原因も不明、治療法もない、という致死の病がまだまだあるんですね。。。

何で父がそんな病に選ばれてしまったのか?
何も悪い事してないのに。父がかわいそうだ。

そんな疑問は今でも頭から離れませんが、早い段階でもう本人との意思疎通ができなくなるのがこの病気なので、本人に代わって雑務ができる人間がいる時でまだよかったのかもしれません。それにしても調べれば調べるほどおそろしい病気です。この病気で今苦しんでいる患者さんや家族のみなさんの事を考えると、医学の進歩を願ってやみません。

多分、父がなぜそんな病になったのかには意味があるのだろう。それを見つけるのが私への宿題なのだ。
今はそんな事をぼんやり考えています。

まぁ、そうはいってもとりあえず元気です(*^_^*)・・・腹はきちんと減るし、テレビを見て笑うし、チョコボで宝探しもするし、仕事はいきなり忙しいし!

そして、結婚してよかったなーと考える事が多い今日この頃です。ひとりじゃないって心強い。。。そんなわけで7年目がスタートしたのでした。