もうすぐ梅雨入りな今日この頃です。
なんだかバタバタしててネタに乏しい毎日なのですが、とりあえず元気で働いてます。お一人さまランチも今月からやっと実行するに至り、自由な昼休みを満喫・・・お弁当持参もそのうち??
ネタと言えば、そうそう、ちょっと前ですが「さだまさし」のコンサートに行って来ました。本当はファンである母にチケットをプレゼントしたのですが、風邪を引いて体調不良で行けなくて、ゼツも仕事が忙しく、しょうがないから私1人で。
アコースティックコンサートというタイトルで、通常のツアーではなく、ギターとピアノとパーカッション(マリンバ)だけのシンプルな編成の、小ホールを中心としたコンサートらしいです。
私が小学生の頃から母はさださんのファンで、彼女は全盛期?には仕事で忙しい中でも並んでチケットを取り(昔はチケットはプレイガイドで並んで買ってたんですよ?)、都内の会場にも行ってました。私も当時は時々一緒に連れてってもらってました。
なのでコンサートはものすごい久しぶり。
急だし平日なので、友達に尋ねるも都合がつかず、チケットが一枚余ってしまって勿体無いので、会場の前に「チケット売ってください」な人いるかな?と思ったのですが・・・年齢層高っ!!みなさんお行儀良くてそんな人はいなかったです(笑)
とはいえ会場は満員でした。やはりおばさま世代が多いのですが、意外とおじさまも多かったです。
曲はわりと誰でも知ってる、無縁坂や精霊流し、雨やどりなど、私も覚えてる懐かしい曲が多かったです。そしてさださんのコンサートと言えば、有名なのが長いトーク。
コンサートは賞味3時間だったのですが(これでもかなり長いよね)、半分以上はトークだったのではないかと・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
とはいえ、3時間ずっとどっかりと座って聴けるコンサートというのは疲れなくて良いものです(笑)。アコースティックのシンプルな編成の音は心地よく、トークも楽しく、あっという間の3時間でありました。
さだ氏は歳いくつなんだろう?50は越えているよね?その日は通算3498回目のコンサートで、これって現役の歌手のコンサートの最多回数の断トツトップらしいです。
50を過ぎても歌い続ける情熱っていうのに、なんだかとても感じるものがありました。
大抵の50過ぎのアーティストは、プロデュース的仕事になったり、アルバム製作だけになったり、タレント活動が多くなったりで、ほぼ一年ずっとコンサートを毎年続けている人ってあまりいないのではないだろうか??
もちろん聴いてくれるお客さんがいるっていうのもあるけど、創りつづける情熱、歌い続ける情熱ってすごいな。それだけ伝えたいもの、歌いたい歌があるんだな、そんな風に感じました。
平和を守りたいと思う気持ち、故郷を愛する気持ち、日本を愛する気持ち、世界の行方を憂う気持ち・・・繊細な人ほど辛いことが多い世の中だよなぁ。。。だからこそ歌い続けていきたいのかもしれないですね。
前に、大阪の追手門大学の宮本輝ミュージアムが開館した時の輝先生の講演会で、輝先生がある方に「俺は50を越えた人間の情熱しか信じない」と言われて、50を越えてその本当の意味がわかった、というお話を聴きました。
コンサートが終わって、その言葉を思い出しました。
50を越えた人間の情熱・・・なんだかそのかけらを感じられた気がします。歌も小説も名作と呼ばれるものは、やはり作者が若い頃に創ったものに多いような気がします。そこで創作をやめてしまう人のほうがものすごい多いんだと思う。
そこからもっと何かを生み出す力になる【情熱】は、その人の【使命】の自覚、なのかな。
この前テレビに竹内まりや出てて、彼女の新しいアルバムについての特集の番組でした。
竹内まりや、52歳なんだって。見えない!!なんですかそのスラリとしたナイスバディは!!
彼女の新しいアルバム【Denim(デニム)】は、今売り上げトップですね。すごいなぁ。私はまだアルバムを聴いてないけど、番組でその中の曲【人生の扉】を歌っていました。
ものすごい直球な歌詞です。まさに王道。これもまた50の人間の情熱だなぁ。。。
コンサートでは新旧織り交ぜたいろんな歌が歌われて、アンコールは大好きな【道化師のソネット】でした。
♪きっと誰もが同じ河のほとりを歩いている
この歌詞が好きだといった友達のことを思い出しました(*^_^*)
あととても印象に残った曲があって、初めて聴いたのですがとても良かった。歌詞は韓国の有名な歌手の方で、さださんが訳して曲をつけた歌らしいんだけど、
【人生の贈り物-他に望むものはない-】
という曲。この曲がとても良かったと思う人が多かったみたいで、コンサート後の売店でこの曲が入ったCDを買っていく人がとてもたくさんいました。私も欲しいなと思ったんだけどもう売り切れちゃってた・・・(オバちゃま達が売り場に殺到してて、とてもすぐには中に入っていけなかった^^;)
もしももう一度だけ若さをくれると言われても
おそらく私はそっと断るだろう
若き日のときめきや迷いをもう一度
繰り返すなんてそれはもう望むものではないそれが人生の秘密 それが人生の贈り物
人生の贈り物~他に望むものはない~ – さだまさし – 歌詞&動画視聴 : 歌ネット動画プラス
しかしこういう歌詞に共感できるようになるとは・・・私もそれだけ歳をとってるということですなぁ。