向田邦子の恋文 | Rucca*Lusikka

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この前本屋さんで手にとったのがこの本。

『向田邦子の恋文』 向田和子著 新潮文庫 ¥362

この本は邦子さんの妹の和子さんが、亡き姉の遺品の中で見つけた数通の手紙とノートについて書かれたものです。

向田邦子さんの小説やエッセイは好きで、過去にも何冊か読んだことがあります。この本も出版された時気になったのですが、内容が邦子さんの秘められた恋について、の事のようで、

正直言うと『いいのかな、亡くなってもう何十年経ったとはいえそんな本出されちゃって・・・』っていう気持ちが少しあって、手に取れませんでした。。

でも読んでみて、改めて向田邦子という人の生き方、について思う事ができてとてもよかったです。きっと妹の和子さんも、姉のそんな秘め事を、愛すべき姉らしい姿として残したいと思ったのかな。

本当のことを誰も言わないで、おとなは笑顔で仲良く暮らしている。

向田邦子さんの小説を読んでいると、こういう大人の関係がよくある気がする。白黒つけない、踏み込まない。

大きく傷ついた事のある人が、その傷を抱えて生きていくことに腹をくくった時に、こういう優しさ(ある意味、冷たさ)を得る事ができる・・・のかな。向田邦子さんの5通の恋文はそんな予感を感じさせてくれました。

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