「中毒」の見分け方? | Rucca*Lusikka

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先日、夕暮れ時に駅のスーパーで買い物をし自転車で帰宅する途中のこと。

この道は人通りも多いので、のんびりと歩く人の歩調に合わせて自転車をこいでいたのですが、前で「歩きタバコ」をしてる人がいて空気が臭いので、そいつだけは抜いてやろうとちょっと走らせたら、犯人は歩きタバコをしながらさらにケータイメールをひたすら打ってた若い女の子でした。

電柱にぶつかってしまえ!!ヽ(`Д´)ノ

さらにまた進むとまたもタバコ臭が。今度は30代くらいの会社帰りっぽい女性。右手に大きなスーパーの買い物袋ふたつ、左手には仕事用っぽい大きなハンドバックとさらに買い物袋。両手に大きな荷物4つも抱えてそれでもタバコが吸いたいその根性!!

家では吸えない事情でもあるんでしょうかのう・・・(-“-;)

私はタバコを吸わないのでそのへんの気持ちがサッパリわからんのです。真夏のお昼時、自動販売機の熱でさらに暑い外の喫煙所にそれでもタバコを吸いに行く人・・・「寝る前」の一服をしようと思ったらタバコが切れていて、パジャマからわざわざ着替えてコンビニまでタバコを買いに行く人・・・(*´Д`)=з

「中毒」とはよく言ったものだのう・・・( ̄д ̄)

タバコに限らず「中毒」という症状は、だれにでも多かれ少なかれあるものですが。我家はもう4年近くひとつのオンラインゲームをやり続けてて、すでに日課になっています。どこに出かけてもなぜか帰宅時間は自然と21時半になってるという・・・w

これも一種の「中毒」といえば「中毒」ですかのう。

前に銀行で待ってる時間にパラッと読んでいた雑誌におもしろい記事があったことがあります。

ライターのアメリカ人のその女性は「美容整形中毒」で、カリスマ医師に出会ってから人生が変わってしまったと。でもその人の文章はきわめて冷静で、どうしてハマってしまうか、を分析しても、その医師の口車に乗せられた、とかそういう理由じゃないのです。

その人は今でもその医師の診療方針や美容に対する哲学、技術を尊敬しているし、感謝もしているのです。

ただ、たとえば太ももの脂肪吸引をしたことについて、3ヶ月階段を上り下りすれば(つまり努力すれば)やれる事を「外科」で「ずる」したような罪悪感?・・・しかも身体にダメージを与えるかもしれないのに・・・そういう後味の悪さみたいなのはあったそうです。

でもそれ以上に、たとえばしわが取れて表情が明るくなったり、きれいになる実感と嬉しさもあったようです。

ある日、仕事上の恩人の大切なパーティー(だったか葬儀だったかうろ覚え^^;)でスピーチをしなくてはならない時があって、でもその日はなかなか予約が取れなかった医師の手術を受ける日でどうしてもキャンセルをしたくなくて、時間を無理やり捻出して途中退席までしてその手術を受けてしまい、スピーチはボロボロ、という大失態をしてしまったそうです。

その人は
「中毒とは、大事な冠婚葬祭などのセレモニーよりもそのことを優先してしまうことだ」
といった事を書いていました。

その辺を読んで、自分が今熱中してるものや凝ってるもの、それらがもし冠婚葬祭よりも優先されてしまったら、ふむ、それが「中毒」になってるってことかもしれない、って思ったのでした。過去に心当たりもあるかも??

●子供の生まれる日が鮎の解禁日と重なって、釣りに行ってしまうようなお父さんは「中毒」だろう。

●結婚記念日にパチンコに行って、切り上げて帰って来れないだんなさんも「中毒」だろう。

●身内の葬式を抜け出して恋人に会いに行く娘も、それは「恋」じゃなくて「中毒」だろう。

●親友の結婚式よりも会社のイベントを優先したらそれは「中毒」だろう。

心当たり、ありますか?:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

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