お母さんという女:進化なのか退化なのか? | Rucca*Lusikka

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

益田ミリさんは漫画家というかエッセイストというか、その中間みたいな感じの本をいくつか出されていて、何冊か読んだことがあります。ゆる~いほのぼのとしたイラストが可愛いです。世代もほぼ同じなせいか、「ワカルワカル」と共感する所も多いです。

この本で書かれてるおかあさん・・・明るく善意に溢れ、多少おせっかいで肝っ玉の据わった、典型的な「大阪のオカン」なお母さんです。益田ミリさんは東京で仕事をしてるシングルの娘なのですが、しょっちゅう大阪に帰ってはお母さんとまったりするのが好きなようです。

私はあまり実家に帰らない娘なんですがo(_ _*)o・・・実家に行くといつもお土産をいっぱいもらって帰ります。老夫婦2人の暮らしのどこにこんなに食料が??と思うくらい、米やらリンゴやら野菜やら、近所の人にもらって美味しかったというお惣菜のタッパーやらetc・・・。

ゼツ(夫)の実家に帰ったときも同じで、やはりミカンやらおせんべいやら、なぜかタフマン1ケース、小物入れやら靴下、貼るカイロetc・・・。

どちらも下町で、どちらも近所づきあいが親密で、困った時は助け合い、人の出入りも多い家であります。そんな環境で育ったわりには私もゼツもその辺がなぜかクールというか・・・それはやはり世代の違いなのでしょうか。

ミリさんの実家には「近所の人の手作り」グッズがたくさん溢れているそうです。

タオルで作ったお人形、チラシで作った花瓶、鍋敷き、牛乳パックで作った小物入れ、軍手で作ったぬいぐるみ、着物で作った手紙入れ。

ああ、目に浮かぶようですww

うちの実家にもいっぱいある。あとやたら写真がいっぱい飾られてる。カレンダーも壁に一枚あるんじゃないかってくらい貼られてる。「粗品」系の小物もいっぱいww

そういう「おしゃれなインテリア」にはまったく無縁の実家の反動か、結婚してからかなり気を使ったのがインテリアです。高い家具は置け無いながらも、例えばリビングは色をできるだけ揃えるようにしようとか、けっこうガンバリましたよ。(しかし、そんな気合の入った?リビングはお客さんが来た時にしかめったに使わず、いつもせまい畳の部屋にいたりしますが・・・。

ミリさんは、

「雑誌に載ってるようなおしゃれな小物、素敵なインテリア」に「いいなぁ~」と思いつつ、でも、近所の人の手作り小物に溢れた母の暮らしってほんとうはとても「豊か」な事じゃないのかな?とも思ったりして、

「夫も子供もペットも観葉植物もない、うわついてる私の人生」
「夫も子供も観葉植物も近所づきあいもある、地に足がついた母の人生」

など比べてみて「私ってうすっぺらい?」と感じてしまいます。

軍手で作ったぬいぐるみを「器用ねぇ」、着物で作った手紙入れを「すごいねー、上手やねー」と嬉しく飾る、というのは本当はワンランク上の感性なのではないか?

「自分好みの部屋」「自分の好きなもの」だけに囲まれて、それ以外のものは「置きたくない」暮らし。

趣味の違い、感性の違い、なのかもしれないけど、私はやはりこれって「世代の違い」のような気がしてならない。

たぶん親の世代(私の父母は戦前の昭和生れですが)の人は、「他人」と「自分」とで共有している「なにか」が私の世代(昭和40年代生れ)に比べるとずっと大きくて広い。

だから?自信を持って他人におせっかいをする、なんでもあげちゃうし、なんでももらって来ちゃう。他人に迷惑もかけるけど他人の迷惑にもおおらかだ。頼るし頼られる。

「なにか」ってなんだろう?・・・うーん、、なんていうか、「人間誰だってみんな一緒よ」みたいな意識っていうのか・・・。もちろん育った家の貧富、地域性、受けた教育、もって生まれた個性、によって人はさまざまだけど、さまざまながらにも「自分」と「他人」との違いについて、私の世代ほどの「差の意識」が少ないんじゃないかなぁ?でも「人間誰だってみんな一緒よ」から外れた人にはちょっと厳しいよね。

私は、「個性」とか「個人の自由」とか「人は人、自分は自分」とか「自分のことは自分でできるのが良い」とか「人に迷惑をかけないことが良い」「自己責任でしょ」とか、良く言えば「自立」してるし、マイノリティーな生き方にも寛容な今の価値観をそう悪くないし、生きていきやすいと思ってる。

どんどん個人主義な時代になっていく流れはもう止まらないんじゃないかな。今の世、人は1人でも生きていける(と思っている)。そして子供の数は減っていってる・・・と。

これは・・・これって人類の進化なのか退化なのか?

なんてちょっと考えてみてしまわなくも無いですが・・・この話はまたあらためて・・・とりあえず、ホンワカしたユルイ本ながらなんかいろいろちょっと考えさせられたりもした一冊でありました♪

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