昨年末ですが、こちらの映画を観てまいりました[E:happy01] (やっと書けたw)
監督・脚本/佐 藤 嗣麻子
原作/北 村 想『怪人二十面相・伝』
出演/ 金 城 武:サーカス曲芸師/遠藤平吉
松 たか子:華族令嬢/羽柴葉子
仲 村 トオル:探偵/明智小五郎
去年は「ポニョ」のあとにも映画はいくつか観ていて、「20世紀少年」とか「レッドクリフ」とか・・・でもどちらも続編があるので、全部見てから感想書こうかな?って思ってたら・・・なんかストーリー忘れそう??
「怪人二十面相」といえばやはり江戸川乱歩の小説なんですが、この映画の原作は江戸川乱歩ではなく、「怪人二十面相」のキャラクターを使ったオリジナルな作品なんですね。
昔、兄がポプラ社のこの江戸川乱歩シリーズとアルセーヌ・ルパンシリーズの子供向け全集を持っていて、私も「ルパン」の方は何冊か読んだことがありました。でも江戸川乱歩の方はなんだか気味が悪くて…?…ほとんど読んでなかった(;´Д`)
「少年探偵団」はすごい昔テレビドラマでやってたのを見ていましたが・・・(もちろんリアルタイムw)
♪ぼ、ぼ、ぼっくらは少年たんていだん♪
主題歌は覚えてますが内容は全く覚えていませんw
まあ、そんな事はどうでもよくて映画の話ですw
舞台は1949年、第二次世界大戦を回避し、一部の特権階級【華族】が富を独占している、超格差社会の架空都市【帝都】。
主人公のサーカス団員、平吉(金城武)は、その身の軽さから怪人二十面相に騙されて、怪人二十面相として警察に捕まえられてしまう。
平吉は濡れ衣を果たす為に、二十面相に戦いを挑む!!
という、アクションムービーであります。
明智小五郎に仲村トオル、明智の婚約者で華族のお嬢様に松たか子。
仲村トオルって、正直言ってあまり演技がうまいって思ったことなくて(ゴメンナサイ)、何やっても同じ感じというか(ゴメンナサイ)・・・でも途中、ちょっとコミカルな場面があって、そこがけっこうおもしろくて、ちょっと「へ?[E:up]」って思ったのでした(偉そうでゴメンナサイ)
松たか子のちょっとぶっ飛んだお嬢様っぷりは、まあ期待を裏切らないコミカルさではまり役なのかな?。有頂天ホテルのノリな感じでした。
主役の金城くんは、いや?…
金城武ってかっこいいですね?(*´∀`*)←そこかよw
濡れ衣を着せられた心優しいサーカス団員・・・主役とはいえあまりコレといったクセのある役ではないので、返ってこういう役って脇に喰われて印象に残らなくなりそうなんですが、ヘンにクセを出さずにちょっとコミカルに、まっとうに、いい人そうな感じで、すごいはまっていたと思います。
レッドクリフでの孔明もちょっとそんな感じで、
「あの諸葛亮がなんだか爽やかだ、罠か??w」
と思ってしまうほどでした(^_^;)
ストーリーは本当に冒険活劇で、謎解きや最後のどんでん返しもそんなに意表をつくものではなかったのですが、テンポがよくて実は2時間以上のけっこう長い映画だったのですがずっと楽しんでみる事が出来ましたよ♪
架空都市「帝都」のCGがすごかったな?。レトロな建物は上海とかで撮ったのかしらん?赤レンガ倉庫だけはわかったけど。
制作がALWAYS 三丁目の夕日を作った会社という事でなんか納得です。
「来たか!二十面相!!」
なんてセリフ、なんかこう↑今どき聞くと笑っちゃいそうなんですけど、それが浮かないレトロさ・・・音楽も含め映画全体のセンスというか、その辺りもけっこう絶妙な感じでおもしろい映画でした(*´∀`*)
○○がねー、○○だったという理由というか、あと、○○が○○としてその後どうしたのか、それがイマイチハッキリしないのを除けば・・・・2時間あったんだからその辺もう少し掘り下げてくれても・・・と思わずにはいられなかったケドね(^_^;)