私の世代では、遊園地への遠足が大雨で中止になった時に代替えとしていく場所、という認識の船の科学館!(異論認めますw)
まだお台場になーーんにもなかった頃からありましたよね。私は中学の遠足が大雨で中止になった時に代替えで行きました(;´∀`)
「戸締り用心火の用心」のおじいさんの写真や銅像がいっぱいあるところという印象が残っています(船は??w)
そんな船の科学館ですが、FBの友だちより今月いっぱいで休館してしまうという話を聞きました。さらに、私は本館しか見たことがなかったのですが、友だちがアップしてくれた、別館の青函連絡船羊蹄丸の中の写真にすごい興味を惹かれました。羊蹄丸の方も今月で公開終了とのことなので、これは見に行かなくては!!
そんなわけで三連休の最終日に行ってきました♪
懐かしいなぁー。
中は本当に船のことなら何でもわかる!!という感じ。船の歴史、船の種類、エンジンなどなど。特に黒船来航からの日本の造船力って本当にすごかったんですねぇ・・・。今更ですが、日本は海洋国家なんだってことを知りましたよ。
休館間近ということで来観客数も非常に多く混んでいて、落ち着いて展示を見るというのはちょっと難しかったのですが、船が好きな人にはたまらない場所だろうなって思います。
私は船はあまり良く知らないのですが、模型とか小さくて精巧なものを見るのが大好きなので(東武ワールドスクエアで異常に喜んだことあり)、たくさんの船の模型に見いっちゃいました♪
戦艦大和。ガラスが反射しやすいガラスなのが残念。すごく精巧です。
たくさん楽しめました!!じっくり見回ったら本当に丸一日はかかってしまいそう。船に詳しい方のガイド付きだったら更に楽しめそうですね。一応ゼツと一緒に行ったんだけど船には詳しくなく、
軍艦の所で「これは戦闘機でこれは爆撃機」と教えてくれただけでした(;´∀`)
さて、
船の展示をあとにして、今度は羊蹄丸へと向かいます。
昭和63年に幕を降ろした、青森と函館を結ぶ青函連絡船、羊蹄丸です。
この中に、昭和30年代の青森駅前を再現した「青函ワールド」というのがあり、それを見るのが楽しみでした。こっちは行ったことがなかったのですよ。
りんご売りのおばちゃん。威勢がいいですが津軽弁なので何言ってるのかさっぱりです(嘘)
都会から来た映画俳優風な兄ちゃん。さすがに寒いらしくだるまストーブから離れません。
重たそうな荷物を持ったおばちゃん。よく作り込んでますよね??。
一人連絡船に乗る女。あ、あそこで見送ってる方はもしや!?・・・
ボーーーッ!!(妄想)BGM津軽海峡・冬景色(これは本当にかかってた)
と、まあこんな感じで、非常によくできたお人形が飾られています。これなくなっちゃうのものすごくもったいないと思う。新青森駅の中でコーナーが作れたらいいのに!!
その他、青函シアターというのがあり、青函連絡船のフィルムを流しています。なんとなく入って見てみたんだけど、なかなか見応えがある。最後は思わず涙してしまった(^_^;)。
丁度私達が入った頃はフィルムの終わりの方で、20分ほどしか見てなかったんだけど、あとで一回1時間50分のフィルムと知ってびっくり!!ドキュメンタリー映画並みじゃん!!
でも、1時間50分見てももしかしたら飽きなかったのかもしれない、なんて思いました。テンポも良かったしね。青函連絡船の歴史と、その中で起こったさまざまなドラマ、海の男の仕事っぷり、そして最後の別れ・・・などが描かれていました。
青函連絡船の歴史は、そのまま昭和の歴史でもあるんだなー。映ってる船員さんたちの顔がね、昭和の男顔なんですよ。単に古いってのもあるんだろうけど、昭和の働く男顔っていうのか。幕末の写真の男が侍の顔であるようにね。
さて、そんなわけで見学終了。人ごみで少しつかれたので南極観測船宗谷の見学はやめにしました。宗谷は引き続き残るみたいだし。
船の科学館と羊蹄丸の公開は、9月30日までです。
興味を持たれた方はぜひ急いで行ってみてくださいね!!