がんばった人を責めない。 | Rucca*Lusikka

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昨日はサッカー、惜しかったですね。

サッカーといえばキャプテン翼くらいの知識しかない私なのですが、昨日は時間も丁度よかったこともあって、ゼツと二人でテレビ観戦していました。

集中力がないせいか?、いつもはサッカーってどうも私は90分まともに見ていられないんですよね。でも昨日の試合は人生でたぶん2回目、最初から最後までほぼばっちり観戦してしまいました。

そして、どうしても人生で1回目の、最初から最後まで見たサッカーの試合を思い出さずにはいられなくなりました。

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1994年のワールドカップアメリカ大会の決勝戦です。あの時のブラジル対イタリアの決勝戦も、延長の末PKだったんですよね。。。

昨日の試合の延長戦後半で、なんだかやはりPKになりそうな気配になってきて、あああなんで私が見てる試合に限って(めったに見ないのに)PKになるんだー。と思うともう、し、心臓がw
94年のワールドカップは、日本はあのドーハの悪夢で出場ができなかったのですが、その盛り上がりの余波もありまして(まだJリーグブームというのも大健在でしたし)、日本が出ていないとはいえけっこうテレビでも試合を放送していたのですよ。

そんなわけで当時は私も若く(てか16年前だよ。ひーw)ミーハーでもありまして、イケメン揃いのイタリアをにわか応援していたのです( ´∀`)

そんでもって眠い目をこすりながら、早朝の決勝戦を見ていたのでした。

見るからに炎天下の決勝戦、試合は決着がつかず延長戦へ、そして延長でも決着がつかずPKへ。

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最後のPKを外したのが、これまで奇跡を起こしてイタリアを決勝戦まで引っ張ってきた、エースのロベルト・バッジョだったという・・・なんといったらいいのやらな幕切れで、ブラジルが優勝したのでした。

この時のこのバッジョ選手のうしろ姿は、なかなか忘れられないものがあります。人生で初めて男の背中に「哀愁」を感じましたから(その後の大会で、ドイツのオリバー・カーンにも同じ哀愁を感じましたが)。それ以来私は背中の哀愁フェチでありますw

PKはねぇ。。。つらいよねぇ。。。昨日の試合も、もうどっちでもいいから延長戦のうちに点が入って欲しい、最後はそんな気持ちで見てましたが・・・。

そんなわけで勝利の女神は微笑まなかったわけですが、よく戦いましたよね。選手の皆さんのがんばりには本当に感動しました。またね、インタビューを聞いてると本当に今回は選手がひとつになってたんだなぁって感じるのよね。
俺が俺が、みたいな事を言う人が一人もいない。

チームメイトを立て、思いやり、支えてくれてる人に感謝の言葉を忘れない。優等生って言うんじゃなくて、本当にみんな本心でまとまってたんだろうなって言うのが、[にわか]そのものの私にもすごい伝わってきた。

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この写真、朝通勤の電車の中iPodで見ちゃったんだけど、もう涙腺崩壊。会社でお昼にネットを見ててまたも遭遇し、またも決壊。。。

勝ったほうのパラグアイの選手も、同じ苦しい戦いをしたから、PKを外してしまった選手の気持ちになれるのだろう。いい試合だったからこその光景だね。

選手の皆さん、お疲れ様でした。胸を張って帰ってきて欲しいです。

twitter上でもこういう呟きがほとんどでした。日本人のこういうがんばった人を責めない所が私は好きだな。もちろん日本でも厳しい意見の人もおりますし、まして世界ではお国柄の違いもあるし、強いチームの国はそれなりの厳しさもあってこそなんでしょうが。

(でもPKを外した選手の家族にわざわざインタビューする日本マスゴミはどうかと思いますがね。)
パラグアイ、次の試合もがんばって欲しいです!

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