★2018年レポートはこちら→【2018】テーブルウェア・フェスティバルレポート(1)彩り豊かな春が来た! | Rucca*Lusikka
今年も行ってきました、テーブルウェアフェスティバル!
毎年この時期(1月終わり〜2月初め)に東京ドームで開催されるテーブルウェアフェスティバルは、美しい器たちが全国の窯元から一同に集まり展示される貴重な機会であり、私にとっては春の始まりのような日でもあり、年に一度の「食器を買っていい日」であり、毎年一緒に行く友だちと久びさに会っておしゃべりする楽しい1日でもあります。
今年の開催期間は1月29日(日)~2月6日(金)の9日間でした。私は最終日前日の5日に行きました。日曜日でしたが混んでいるピークは午後14時〜16時くらいで夕方は少し見やすくなりましたね。
テーブルウェアフェスティバルは今回で25周年目らしいです。私がはじめて行ったのは2008年なのでなんと今回で10回目!そしてブログでレポートするのも10回目!(驚)
初回の記事を見ると載せている写真が小さくて、そういえばガラケーだったなぁと時代を感じます。
ではでは、2017年のテーブルウェアフェスをレポートします!お気に入りの器のある暮らしのヒントになればうれしいです^^
※各ショップやアーティストさんのHPのリンクは一番最後に(わかった分だけ)載せていますのでご参考に♪
2017年の特集企画は「Lifestyle 〜北欧DESIGN〜」
展示は主に3つに分かれていて、毎年テーマが違う「特集企画」コーナーと、全国の窯元やメーカーが出品する物販コーナーと、テーブルウェアコーディネイトや器のオリジナル作品のコンテスト「テーブルウェア大賞」コーナーがあります。
今年の特集企画は「Lifestyle 〜北欧DESIGN〜」「至高の饗宴〜伊万里鍋島焼×輪島塗〜」「美々しき器たち〜ハンドメイドの世界〜」でした。
ダンスクのテーブル、お鍋もかわいいけど食品のパッケージも素敵すぎます!
北欧デザインは日本でも大人気なのでこのコーナーも大盛況でした。あまり華美でなく、普段の食卓にもカジュアルに取り入れやすそうなアイテムが多いからすごく参考になる。実際は大きな柄やカラフルな色使いのコーディネイトはセンスがいるけどね。
そして各国の陶磁器&ガラス職人が仕上げた美しいハンドメイドの器の展示コーナーもステキでした。
高貴なウィーンの薔薇をモチーフにしたヘレンドのメモリアルローズコレクション。まさにロイヤルスイート♡
とても普段使いには考えられないけど、こういうティーセットでお茶会を楽しんでみたいなぁというオトメ的な妄想が見ているだけで膨らみます。
良いもの探しに物販コーナーへ!〜信楽焼編
さて、目の保養を楽しんだ次は物販コーナーに向かいます。
毎回少しづつお気に入りを購入してるけど、テーブルウェアフェスティバル参加も10回目となるとさすがに食器も揃ってきたので今回はとくに「これを買わねば!」というアイテムはありませんでした。
が、気がついたらやはりいろいろ購入・・・まあせっかく入場料を払って来てるのだから買わなくちゃ損なのだ!
家で普段使いに購入する食器の基本色は白と決めていて、中でもお気に入りは信楽焼の器です。素朴で味わいがあって、和食にも洋食にも使えて大変便利なのです。
私が毎回チェックしている信楽焼ブースはこちら。
信楽焼の食器は本当に料理に合わせやすくて万能!特に上の3店舗の製品は普段使いにちょうどいいアイテムが多くて、過去にそれぞれのお店で食器を購入していますがどれも活躍中です。
こうしてテーブルウェアフェスティバルでは、たくさんのお店の出品が同時に見れるのが嬉しいですね。横浜から食器を買いに信楽に行くのはちょっと大変すぎるので(笑)
こちらは信楽ではなく、足利のしもつけ窯さん。ここでは以前湯呑みセットを購入したことがあります。今回はこの鳥柄のお茶碗が気になって気になって。
悩んだ末買わずじまいでしたが来年もあったらやっぱり欲しい!
良いもの探しに物販コーナーへ!〜いつかは欲しい編
さて、お次は「使いどころは(普段は)ないけど、あったらいいなぁ、かわいいなぁ」と思ったものをご紹介。
富嶽百景が描かれた湯のみセット。有田焼の絵付けのゴージャス感と絵柄のほんわか感が素晴らしく調和。お値段もゴージャス!
ふた付きの湯呑みなんて我が家には出動機会がありません(笑)でもこんなセットがあったら楽しいだろうなぁ。
こちらは清水焼の器。か、かわいい!
色あいもカラフルでステキなんだけど、どれもカタチが少し小ぶりでおままごとの道具のよう。
京都のお菓子のような柄の可愛らしさも、筆で描いたような輪郭が盛り上がってる触感もいい。飾り棚に飾って飽きるまで眺めていたい。
漆器もまた普段あまり縁がないアイテムなので、こういう場でしっかり目の保養をしなくては(笑)でもちゃんとしたものよりもこういうちょっと可愛い系に惹かれてしまう。
こちらは九谷焼の豆皿。有田焼や九谷焼、清水焼はどれも高級品でゴージャスな印象だけど、こういうユーモラスな絵柄のものもけっこうあって、これらもまたかわいいんですよね。
普段使いのお皿が信楽でおとなしめなので、お醤油皿や箸置きなどはこういうちょっと派手でおもしろいものにしてみるのもいいかな?
こちらは最近とても人気な波佐見焼のコーナーから。波佐見焼はどれもモダンなデザイン&色つけが多くて先に紹介した北欧風と相性が良さそうです。お値段もお手頃なのが嬉しいですね。
こちらはクリエイターが提案する「My Style セレクションコーナー」で展示されていた、glass yuu ~グラスユー~の桜庭裕子さんの作品。
なんて美しい青!
すばらしくきれいでしばし見とれてしまいました、
個性あふれるテーブルコーディネイト編
さて次はテーブルウェア大賞の展示品コーナーです。
アイデアあふれるたくさんのテーブルコーディネイトが並んで麗しいかぎり♡
では個人的に気に入った作品をご紹介します。
今回は和モダン系の出品が多かったのか、単に私がそれに惹かれたのかわかりませんが、いいなと思って撮った写真はこのテイストのものが多かったです。
いつもはもっとカラフル系なものが好きなんですがあまり見当たらず・・・と思ったら、毎年著名人の方のコーディネイト展示もあるのですがこちらにありました!
各界著名人の方のテーブルコーディネイトコーナー
きた〜〜♡
こちらはケイ山田さんの作品です。
もうこういうの待ってました!大好きです!このアイテム数の多さと色数の多さ、なのにあまり散らかった印象を持たせない。素晴らしいです。
そしてゴージャス★といったらこの方を忘れてはなりません。黒柳徹子さん!
今回はビーズ刺繍作家の田川啓二さんとのコラボ出品です。より豪華さが増しています!
徹子さんのテーブルにはご招待者のカードが飾られてることが多いのですが、私も一度でいいからこんなテーブルに招待されてみたい。でも何を着ていったらいいのだろう?(笑)
ところで田川啓二さんのブログに
僕と黒柳さんは、毎回、自分たちの持っている食器や小物などを使って、セッティングをしています。
今回は、テーマの「花」にあうものをお互いに持ち寄って、あれこれとコーディネートしてみました。
テーブルウェア・フェスティバル2017 « オートクチュール・ビーズ刺しゅうデザイナー田川啓二のオフィシャルブログより引用
って書いてあったんだけど、このゴージャスな食器の数々はみな、黒柳さんの自前ってことなのかな?す、すごい!
こちらは今回初出展の原田知世さんの作品。映画「しあわせのパン」を思い出させるようなナチュラルなコーディネイトです。
こちらは常連の加藤タキさんのコーディネイト。ちょうどご本人さまもいらっしゃってて撮らせていただきました。テーブルもご本人もとっても美しいです!
他にも雅楽師の東儀秀樹さん、女優の余貴美子さん、ピアニストの花房晴美さんなど一線で活躍する方々の、それぞれに個性的なコーディネイトの展示がありました。こちらも毎回楽しみなコーナーのひとつです。(そういえば常連の石坂浩二さんの作品が今回はなかったかも)
番外!かわいすぎる謎すぎる?動物編!
さて、食器やテーブルのご紹介をしてきましたが、なにげに目を引くのは「置き物」「飾り物」も、であります。
この実用性ナッシングなものの中に、どうにもおもしろおかしくかわいいものがたくさんあるのでこちらもご紹介。
ねこ!ネコ!ぬこ!猫がいっぱい!
どの子もみんなお持ち帰りしたい可愛さ♡
他にも見つけた可愛い子たち!
おまけに羊さんも♡m.yキッチンさんにありました。ほかにも干支でいろいろ作ってくださるそうです。欲しいなぁ〜!
こちらは笠間焼の湯飲み茶碗。力士の化粧廻しの柄がなんともかわいい。茨城県出身・稀勢の里関の横綱昇進おめでとう!とありました。でもこの土俵入りポーズは不知火型では?
そんなわけで2017年も見どころたっぷり&私のお買い物
さて、紹介したいお写真はまだまだたくさんあるんだけどキリがないのでこのへんで。
おととし一眼レフのカメラを買ったので良い写真(あくまでも自分比)が載せられるようになりましたが、去年の反省として写真を撮るのに夢中になって実はあまり商品を見てなかった…という気がしたんですよね。
なので今回は写真は控えめにして、できるだけ店員さんのお話を聞くようにしました。お忙しそうな時は別ですが。
だってなかなか作家さんやメーカーさんのお話って直接聞けないじゃないですか。デパートやお店だといるのはそこの販売員さんだし。
今回はオーダー品のラフスケッチを見せていただいたり、焼き方や絵付けの方法を教えていただいたりとなかなか興味深く楽しいお話をたくさん聞けたのが良かったです(でもほとんど買えてないので申し訳ない気も少し)
テーブルウェアフェスティバルに通うのも10回目ということで、焼き物の知識がまったくなかった私でも、なんとなく「これは○○焼かな?」と、見ただけでわかるようになってきました(でも正答率は6割位かもw)。そうなるともっと興味が湧いてきますね〜。
そしてやっぱり(あたりまえだけど)良いものは良いですねぇ〜。日常的ではないけど有田焼のお茶碗セットとか欲しくなってきます。ひょっとして私は今「焼き物沼」の入り口に立っているのでしょうか(笑)
さて、私の今回のお買い物品ですが、古谷製陶所にてお皿を二枚。
浅めの角皿とりんごの形のお皿です。去年角皿が気になって一年考えて?こちらの少し丸みのある角皿にしました。りんごの方は衝動的に欲しくなりました(笑)
奥のはウォールナット材のコースターで、Hacoaというお店で購入。仕事机に置いている布のコースターの汚れが少し目立ってきたのでこちらに買い替え♪
下の布はリトアニアのキッチンクロス。去年買ってとても気に入ったので違う柄を買い足しです。綿麻でシャリシャリした触感がとても良くて、キッチンクロスとしても使い勝手がいいけど、これでボルスターカバーをつくったら肌触り良くてお気に入りに。柄もかわいいのでこうして撮影用にも^^
そんなわけで私の2017年テーブルウェアフェスティバルレポートでした。
また来年が楽しみです★
参考リンク
- 2017年テーブルウェアフェスティバル公式 東京ドームシティ|テーブルウェア・フェスティバル2017~暮らしを彩る器展~
- 北欧食器 人気の北欧食器GUSTAFSBERG(グスタフスベリ)公式通販
- ハンガリーのメーカー ヘレンド web | ホーム
- 信楽焼のお店(今回お皿購入) 古谷製陶所 白い器への思い
- 信楽焼のお店 株式会社丸十製陶-信楽焼 陶器製造販売
- 信楽焼のお店 堂本陶工房
- 有田焼のお店 有田焼 八右衛門窯 大慶
- 清水焼のお店 清水焼窯元 京都・東山 平安陶花園
- 桜庭裕子さんのHP キルンワークアート glass yuu ~グラスユー~
過去のテーブルウェアフェスティバルのレポート一覧はこちら
- 2008年から毎年行っています〜 テーブルウェアフェスティバル
あとがき
今回もいつもの女ともだち3人でのお買い物。毎年こういう集まれるイベントがあるって楽しいことですね〜。 今年もたくさん歩いてたくさん笑って楽しい1日でした。