狙撃かと思った(汗)~デュラレックス爆発事件

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

ちょっとびっくりしたので注意喚起にアップします。

先日、いつも愛用しているデュラレックス(フランスのガラスメーカー)のコップを洗おうとした時、うっかり手が滑ってシンクの中に落としちゃったんです。

パッキーーーッ!!

視界が一瞬白くなり手元でフラッシュがたかれたようなはじけた感覚。割っちゃった?と思ってシンクを見るが落としたコップがない。アレ?

よくよく見たら破片が散らばってましたが、しかしなんというか、木っ端微塵というか粉々です。

「え?えー??えっえ???」

一瞬何が起こったかわかりませんでした。落とした高さはせいぜい20~30センチ位。シンクの中なのでそんなに固い場所じゃない。割れたと言ってもここまで粉々になる?

スナイパーに狙撃されたのかと思っちゃいました(笑)

あんまり驚いたので思わずびっくりツイートです。

 

全面物理強化ガラスとは

 

デュラレックスのグラス

デュラレックスのグラス。とっても使いやすいのですが。

翌日、そのつぶやきを見た方が強化ガラスの割れ方のことを教えて下さいました(さすが理系!)。そして自分でも少し調べてみました。

「強化ガラスは割れると粉々に丸くなる」くらいの知識はありましたが、交通事故現場などでガラスが飛び散ってるのはぶつかった衝撃が強かったからだと思ってた。

このデュラレックスのグラスは「全面物理強化法」という技術で作られたものでした。

1.全面物理強化法とは

ガラスには、本来引張り応力(引張る力)には弱く、圧縮応力(縮める力)には強いという性質があります。そこであらかじめ表面に圧縮応力を生成させておけば、もし何らかの外力(特に引張り応力)が働いたときにその圧縮応力でお互いに打ち消し合い、強いガラスができると考えられたのが強化ガラスです。
このように強化ガラスとは表面に圧縮応力層、内部に引張り応力層を意図的に形成させたガラスで、この応力により普通のガラスに比べ機械的強度が強く、また熱衝撃性も強くなっています。

一般社団法人日本硝子製品工業会|強化ガラス より引用

読んでもいまいち理解できませんが、強化ガラスが強いのは丈夫な素材を使ってるというわけではなく、ガラスの本来のチカラと逆のチカラをぎゅうっとつめ込んで無理やり強くしたからだってことです(超テキトー解釈)

なのでとても丈夫な反面、経年の傷が積もりに積もってくるとそのチカラが一気に開放されてパーン!…今回私は落として割れましたが、落とさなくても突然爆発することもあるそうなんです。で、割れる時は普通のガラスと違い鋭利な破片が散らばるのではなく、爆発です。木っ端微塵。もーびっくり!

DURALEX、デュラレックス、爆発

でググったら同じように、爆発してびっくり~~!というブログ記事がたくさん出てきました。なかには心霊現象を疑った人もw

とても詳しく説明をしてくださってるサイトもあるのでぜひご覧になって下さい。

私の場合はシンクの中だったから掃除もラクで怪我もありませんでしたが、これ普通に食事中とかお子さんいるところで爆発したらと思うとかなり危険じゃないでしょうか?

某販売サイトの注意書きのところには

  • 非強化ガラス製品の破損—破片が刃物のように鋭利に尖り、身体を深く傷付ける可能性があり危険です。
  • 全面強化ガラス製品の破損—破片は、「氷砂糖」のような粒状になり、尖らないように設計されています。

と書いてありましたが、いやいや破片が尖ってなくてもあんだけ爆発したらそれはやはり危険ですよ~。

デュラレックスのグラス、小ぶりで可愛くてスタックも出来て片付けやすく、熱湯も電子レンジもOK、しかもお手頃なお値段!ということでけっこう持ってる人多いと思います。カフェなどでもかなり利用されてますよね。

うちにあるやつは新婚当時に買ったもので、かれこれもう10年以上経ってました。今までひとつも割れずに長く愛用してましたが、今回のような爆発を体験すると残りのを使うのがちょっと怖くなってきますね。買い替え時期かな?

コーヒーでも麦茶でもマッチするデザインはやはり好き。

コーヒーでも麦茶でもマッチするデザインはやはり好き。

先の、一般社団法人日本硝子製品工業会のHPによると、”日本硝子製品工業会のガラス食器部門の会員会社は、安全性に配慮し、この全面物理強化製品の製造を行なっておりません。”とあります。

この「会員会社」がメイド・イン・ジャパンの何割を示すのかわかりませんが、日本製で全面物理強化製品というのはほとんど販売されていないそうです(※確定できる情報は探せませんでしたが、そう書いてる記事が多数ありました)

国民生活センターのHPにはこのような注意喚起が掲載されています。

消費者へのアドバイス

  • 強化ガラス製といっても割れるものである。口部強化や全面イオン強化の割れ方は一般的なガラスと同様とされているが、全面物理・積層タイプの製品は、割れた場合、破片が鋭利なかけらまたは細片となって激しく飛散することがある。取扱説明書にも記載してあるので、使用に際しては十分に理解しておく。
  • 強化ガラス製食器では鍋ぶたの事故が目立つ。鍋ぶたには全面物理強化のものが多い。このタイプのふたは、急な加熱や急冷をきっかけに他の要因と相まって割れることがある。このとき破片が激しく飛散すると危険である。鍋ぶたは大きさの合ったものを使用して、ふたが熱せられるような使用方法はしないこと。
  • 全面物理・積層タイプは、洗浄の際はガラスを傷つけるおそれのあるクレンザーや金属製タワシなどは使用しないこと。また、欠けなどが見つかった場合、直ちに使用をやめる。

強化ガラス製食器の破損事故-強化ガラスの種類によっては破損時に激しく破片が飛ぶことも-(発表情報)_国民生活センター より引用

あと、デュラレックス製品は、会社の合併などもありロゴの刻印が違っていたり、その過程で製造時期により製品のクオリティに差があるそうです。こちらのサイトに詳しく。

ネットでかなり安売りしてるショップもありますが、もし購入する場合は信頼できる代理店で買ったほうが良さそうですね。私はあの爆発を間近に体験してしまったので怖いのでもうやめておきます。気に入ってたんだけどな。

そんなわけでおうちに全面物理強化のガラス製品がある方、古くて小さなヒビがけっこう入ってるなと思ったら、爆発の恐れがありますので注意して下さい。

あとがき

この「粉々に砕け散る感」は何かみたいだと考えていたら思い出しました。銀河鉄道999でガラスのウェイトレス、クレアさんが砕け散る時!(´;ω;`)あれ泣いたわ。

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