お金のためじゃない価値観。 | Rucca*Lusikka

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

桜が満開ですね?(*´∀`*)

友達が桜の名所の近くに住んでおりまして、昨日は夜桜を見ながら散歩&宴会をさせていただいてきました。平日でしたが屋台も出てて結構賑やか。日本人って本当に桜が好きだよな?。

先週末も飲み会がありまして、こっちは去年通っていた職訓のときのメンバー。先生が熱く色々語りましておもしろかったw
先生は「オタキングEX」に入社したんだそうです。なんじゃそれ??…ということでイチから説明を受けました。はーなるほど。くわしくはこちらに。

簡単に言うと、岡田斗司夫さんが作ったあたらしい「何か」に賛同し協力すること??みたいな組織??みたいな…私はまだよくわかっておりませんが、「社員が給料を払う」システムなんだそうです。
先生もかなりお酒が入ってきてたので、熱く語られた内容を、同じく酔っぱらいで聞いていた私にまとめることはムリなんですが、なんとなく言わんとしてることはわかったような。

 

?20世紀は貨幣主義社会だったが、これからは評価主義社会になっていく、と。
?これは幕末にひとりだけデモクラシーを理解してた坂本龍馬の新しさに通じる概念だ。

 

要は、…とと、理解しきれてない私が「要は」とまとめるのは非常に宜しくないことですが、20世紀の考え方では「お金」に一番価値があった、と。働くのもお金のためだし、お金をいっぱい持ってる人が評価される、いかにお金を稼ぐ方法を考えることが幸せにつながる、みたいな??
でも21世紀はもう違う。本当はみんな気づき始めているのに「古い」貨幣主義の呪縛から逃れられないでいるのだと。

そこで「FREE」という本が出てくる。

今とてもベストセラーになってるので本屋さんで見たことがある人も多いと思う。私も読みました。これも説明するのがちょっと私には難しいんですが、、「要は」無料ビジネスについてです。いま、ネット上のあらゆるコンテンツはすべて無料になってる。これからもどんどん無料化する、この流れはもう止まらないと。

 

じゃあどうして無料でビジネスが成り立つのか??

 

もちろんそれで利益を出すからくりがあるわけなんです。例えばネットゲームにしても、プレイするのは無料、でもあるアイテムが欲しくなってそれをゲーム内で手にいれるのは時間も手間もかかるんだけど、「お金で買う」事もできる、それは有料、みたいな。
またはビジネスツールで、入門編は無料だけど、より良いサービスを得るのには有料会員になる、みたいな。
1個100円の高級チョコと10円のチョコが並べて売っていると、高くても100円の方が売れる。95円と5円でも同じ。でも90円と0円(無料)だと、0円のチョコはすぐに無くなる…。

 

欧米の富裕層がボランティアを積極的にやるのは、宗教的な考え方もあるかもだけど、こんな時給ウン百万ドルにも値する自分が無償でサービスをすることへのある種の「気持ちよさ」があるからともいう。
ウィキペディアに専門家の人が原稿を無料で寄せることもそれに通じる。
「無料」には人を動かす大きな力があるのだ、というような内容の本です。
つまり世の中はもうすでに「その方向へ」移っているのだと。
で、それが「貨幣主義」から「評価主義」への転換だと。

 

ふうむむむ。
たしかになにかが変わってきてる。そしていつの間にか変わってる自分と、変われない自分がいるような気がする。FREEの内容も私には理解しきれてるとはいえないと思う。
私はずっと小売業界で働いていたせいか、対面で物(やサービス)を売ってお金をもらう、というビジネスがやはり居心地がいい。それだけでもう充分に自分は古い人間であることが自覚できる(;´Д`)

あらゆる分野でのノウハウを持った人が集まって、お金のためじゃなく、世の中のシアワセのためとか、自分の気持ちよさのためとか、そういうもののためだけに働けるようになったら、どんな世の中になるんだろう??お金のためと思うから、いろんな不幸が生まれるんじゃないか?

「ごめん今俺キレイゴトいいました」

てCMがあったような気がしますが(^^;
うーん、やっぱまとまらんw
ただなんとなく感じることができるのは、
もしかしたら、そういう「キレイゴト」が可能な世の中になってきてるのかもしれない?みたいな。もちろんお金は大事だけど、シアワセであることの方がもっと大事、と考える人が増えてるのなら。
それはもしかしたら、今は格差社会がどんどん広がって、物価は下がって、所得も減って、「椅子」に座れなかった人たちは大きなお金ももう望みにくい。普通にやってたらもうお金持ちには絶対になれない。

ブラック企業に勤めて、さんざん働いて、心も体も壊れて…お金のために…そんな生き方嫌だ。
「お金のためじゃない」生き方って、お金があるから出来るんじゃなくて、お金がなくてももしかしたらできるんじゃないかな?洋服はユニクロで買えて、のり弁と牛丼が激安な今の世の中ならば。
うーん、やっぱ乱暴&机上の空論かなぁ?

話は変わって。

この前テレビで、生活保護を8万円もらいながら、働こうとせずフラフラしてる30歳の青年のことを取材してる番組を見たんだけどね。
ネカフェに寝泊まりして、ただひたすらなにもせず「フラフラ」してるだけの青年。生活保護を受けていると都営の地下鉄やバスは無料らしい。なので彼はあちこちでの「炊き出し」に無料パスで行き、日々のご飯を食べてる。生活保護は「お小遣い」と思ってるそうな。働く気は今はないそうな。
はっきりいってムカつくw
こんな奴に税金使うなよとも思う。こんなヤツを将来国費で養うなよとも思う。月8万稼ぐには時給900円として月の半分は働かないと稼げないんですけど??てか時給900円なら、30歳なら見つかるでしょう?働けよ!!
とも思う。

でも逆に、

いや、働いた場合の賃金の方が安すぎるんじゃないか?とも思う。今の世の中月8万あれば最低限には生きていけることは彼が証明している。
逆にいえば…月の半分がんばって働いても最低限の生活しかできないってこと。
GWに有給プラスして、月の半分しか出社してなくてもその何倍もの報酬を貰える人もいるのにね。彼が彼の生き方を選んだのはある意味仕方がないのではないか?ずっとこれで生きていけるとは多分思ってないだろう。でも彼は「お金のあるちゃんとした生き方」を望んでないのだ。価値を見出してないのだ。

 

これを「ダメ人間」って思うだけでいいのかな?
今「ベーシックインカム」っていうのよく聞くけど、たとえばすべての国民が月8万円を保証されるようになったら、世の中は働かないダメ人間だらけになるだろうか?
それとも逆に、お金のためじゃない生き方(働き方)をする人間が増えていくだろうか?
今、人がお金を使わないのは老後の不安があるからだと私は思う。収入がなくなっても今の暮らしを維持するためにはお金があってもあっても足りない。
家族にも他人にも迷惑掛けたくない(かけられる人もいない)なら、介護はお金で買うしかない。莫大に高い。もう行き詰まってる。結局お金じゃ解決出来ないことに気がつき始めてる。
じゃあお金に代わるものはなに?それは生き方の中からしか生まれてこない気がする。

うーん。
まとまらんww

なにかが変わってきてる。それだけは感じるんだけど。
もうちょっと勉強します。とりあえず今のところここまで??。

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