雨が多くなってきましたね~。
先週末、久しぶりに美容院に行ってきました。そして多分10年ぶりくらいに髪を10センチ以上切ってきました!かなりサッパリ☆です。
私は超うねり毛なので短くすると梅雨時の湿気が心配ですが、今回はさらにストレートパーマもかけたので、なんとかひと夏乗り切れるかな?
しかし散財です・・・とほほ。無職には贅沢ですわ。でもねー、四十路は髪がトホホだと本当に見た目にトホホだからなぁ??。未だに白髪が一本もないという川島なお美がうらやましい(本当かー?本当なのかー?)
さてさて、やっと『風雲児たち』日記です!
旅行最終日は時々雨がぱらつく天気になりました。この日はこの旅行の最大の目的であった、幕末の志士たちのゆかりの地をまわる、であります。雨がひどくならないといいなー。
2日お世話になった宿をチェックアウトし、まずは松陰神社に向かいました。
実は去年の秋、東京・世田谷の松陰神社には行ってるんですよ。
↑こちらは東京の松陰神社。
こじんまりではありましたが、松陰先生を祀ってあるだけあって真面目で清廉潔白といった風情のある神社でした。若い青年が何人か、一人で参拝してる姿があったのも(幕末オタクに違いない)、他の神社とはなんとなく違った趣き。
一方こちら、萩の松陰神社は、やはりご本人の地元だけあってかとても大きな神社でした。でも雰囲気は東京のと同じ印象を受けましたね。
GWの祝日だったので、観光バスも停まっててかなり賑やかではありましたが、華美なところがまるでない真面目な神社です(ヘンな言い方?)。
吉田松陰幽囚ノ旧宅(国指定史跡)
松下村塾(国指定史跡)
本物です(あたりまえですが)
こんなにも小さな小さな建物で、松陰が教えていたのは2年もないという・・・それでもあれだけの人材が育ったのですからすごいことですよね。
しかしなんども言いますが、私の中の松陰先生は、
このお姿で確定なのですm(_ _)m
松陰先生、マンガの「風雲児たち」と、司馬遼太郎の「世に棲む日日」でしか、松陰先生の知識はないわけなんですが、どちらからにも共通する印象は、限りなく純真(というか真空?)で、私心のない、(クソ)真面目で、心優しい青年、といった感じ。
その純真さとクソ真面目さと行動力ありすぎさが、彼を密航者にしたり、過激なテロリストにしてしまったりして、ついには若くして亡くなる事になってしまったわけなのですけど。
萩では当然、大変尊敬されている「偉人」で「大先生」であることが、今回の旅行でよくわかりました。
でもなんか、小説&マンガのなかのこの吉田寅次郎青年は、無茶で純真でかわいい感じがしてしまうんですよね。
なので、萩での「松陰先生」にはちょっと違和感みたいなのも感じてしまうのでありました。
松陰神社には、宝物殿至誠館という博物館的な建物(新しくてきれい)があって、吉田松陰の生涯を追ったパネルや自筆のお手紙などがありました。短い生涯なのでそうたくさんはないのですが、内容はなかなか見ごたえがありました。
松下村塾のその後も紹介されてました。この小さな建物で明治25年まで存続していたんですね。
もうひとつ、吉田松陰の生涯を蝋人形で再現した、吉田松陰歴史館という建物もあって(こっちは昭和の香り)、
こんな感じで有名なシーンを再現しています。これは下田での密航ね。蝋人形、とても良く出来ていて・・・怖いです。
そしてすごいのがその量!かなり見ごたえがありますよ。蝋人形はコワイけどその精巧さとそのシーンの多さに、山口県人の松陰先生への愛と尊敬が感じ取れますね。
神社内では藤棚の藤が満開でした。
辞世の句の碑
親思う心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん
さてさて、松陰神社を離れ、次は萩城&萩博物館・萩城下町に向かいます。
まだ続く~!