最後の『幸せな男』世代? | Rucca*Lusikka

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ふう、3連休ですね♪いかがお過ごしでしょうか??

今週は父の手術があったりと、なんだかんだとバタバタいたしました。

いろいろと難しい条件がいくつも重なった手術でしたが、去年の夏に見つかってから早や半年・・・やっと全ての地雷?が撤去されました(^_^;)とりあえず無事に終わって、術後の経過もいいようです。なのでひと安心です。

母がほぼ毎日見舞い&世話に行ってましたが、同じ病室にはほとんどお見舞いのない方や、一人で手術室に向かい、帰ってくる人もいてかわいそうに思ったそうです。

さて父、無事に生還できました。

運も強かったんだと思うけど、この人はなかなか幸せな人だと改めて思いました。

手術を待ってる間、待合室のテレビで、鈴木宗男とその娘が同じ部屋で自炊して暮らす?みたいな番組がやってました。ちゃんとは見てなかったのですが、娘さんは、忙しいお父さんとはこうして一緒に食事をすることもほとんどなかったね、と何度も言ってました。

うーん、私が父と同じ部屋で2泊3日なんて絶対イヤだな・・・(^_^;)とか思いつつ・・・まぁ政治家だし、テレビだしっていうのもあるだろうケド、この娘さん、そんなに交流のなかった父とこんな企画の番組に良く出るよなぁ?と思いつつも・・・その風景に、宗男、幸せそうだねぇなんてちょっと思ったりもして。

ウチの父も幸せな人だなぁ、とつくづく思う。でも90%は母のおかげだね。

父ちゃん、家のことなんにもしないし・・・休みの日はゴルフや麻雀とかで自分の友達と遊びに行っちゃって、子供のことも母にまかせっきりだし。お酒はたくさん飲んだし、ギャンブルもやったし、脱サラして商売初めて母に手伝わせるし、共働きのくせに家事一切しないし。

私なんか小さい頃から母に「酒飲みとだけは結婚しちゃいけないからね」と言われ続けてたもんね。

よく三行半をつきつけられなかったと・・・(^_^;)

まぁそれでも人の3倍働いていたのと、女遊びは(おそらく)しなかったのと、自営業なので働く姿を母が見ていたのが、愛想を尽かされなかった要因だったとは思うのですが。

父は母のおかげで本当に幸せだと思う、それに比べると母は苦労も多くて大変だったと思うのだけど、父がいないと手のかかる人がいないのはそれはそれで淋しいらしく?、「あたしはお父さんの世話をするために生まれてきたのかねぇ」と言ってたりしながらも、

父が入院中は、自分のご飯作るのも掃除するのも、気力が全然なくなっちゃってたらしい。1人なら別にいいか、みたいになっちゃうんだって。で、いたらいたで手がかかってウザイらしいんだけどねw・・・それでもお父さんがいるから美味しいもの作らなきゃとも思うし・・・らしい。あ?それは私も結婚してからすごく解る。誰かの為になにかをすることは、結局自分のために帰ってくるんだよね。

私の友達の家でも同じような現象があって、働いてた頃は家庭を全然顧みなかったお父さんが、引退した今、見苦しいほど?「お母さんラブ♪」なんだそうな。・・・この世代の男は生活偏差値ゼロだしっていうのもあるのかなぁ??

それにしても好き勝手やって、それでも奥さんがついて来てくれた最後の『幸せな男』世代なのかもしれないね。団塊世代だったら絶対熟年離婚されてたかもよ??そして21世紀ではこのタイプの男は一握りのカリスマを除き、子孫は残せず絶滅していく絶滅危惧種になっていくであろう・・・。

まぁ、私も正直父に似まして、家のことをまったく手伝わない親不孝な娘だったわけですが・・・o(_ _*)o

兄もそんな感じでさっさと親離れして、およそマメやかな親孝行には無縁な人だと思ってたのですが、今回の手術では休みを取って遠路帰省したのもワタシ的にはびっくりでした。人の親になると変わるんですなぁ(←偉そうな言い方^^;)でも兄がいてくれたおかげで母は心強かったみたいでよかったですわ。

あそこで寿命が延びて本当によかったねと、二人で思える老後がおくれますようにと、娘は思うのでありました。

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