この前、前に一緒に働いていた人とランチしながら話題になったことなんだけど、
『最近、”許せない”っていう言葉使う人増えてるよね』
うーーん、そういえば確かに・・・。
彼女は私より5歳くらい年上で、3人のお子さんがいるお母さんなんだけど、一番下の子ももう結構手が離れたので、アルバイトでお店に入っています。
その店には、とにかく自分以外の人のミスとか、仕事のやり方の違いとか、店長の方針とか、いろんな事にきっちりと意見を言わずにはいられない人がいて、その人の厳しさに連鎖反応して、お店の中がとてもギスギスしているそうです。
彼女はアルバイトという一歩はなれた立場だから、なんでこんな事が気になるんだろう?なんでもっとお店を明るくしようとかって思わないんだろう?と、とても不思議だって話していました。
たぶんその『キツイ人』は、仕事熱心でまじめなんだよ。でももうひとつランクが上の仕事に行けないでいる、そこで『膿んで』いるんじゃないかな、と。店長になったらそういういろんなタイプの人をまとめるコミュニケーション力が必要で、それがとても重要なんだけど、その人はまだそこまでの責任を与えられてないから、まだ『見えて』ないんじゃないかなぁ・・・。
その人は副店長で28歳だというので、そんな仮説を立ててみた。きっと店長になったら変わるだろう。そういう年だと思う。あとは今の店長ともう少し話をするといいような・・・。
とはいえ責任のある立場になるということは、若い未熟な後輩を抱えることで、指導という名のもとに叱ったりしなくてはならない・・・。誰だって人を叱ることなんてしたくない、嫌われたくはないし、自分だってそんなに完璧な人間じゃない。
でもだんだんと・・・『叱ってあげることが親切』とどんどん拡大解釈してくる人っていうのもいるんですよね。権力を持っているし、言ってる事は正論だから、相手は自分に面と向かっては言い返せない、それが分かってくると『叱る』が快感になってくる・・・。自分が正しくて、自分がその人よりも『上』というのを『叱る』事で認識しだしてくる・・・。
閉じた世界での同じ人間関係は、そういう歪みを起こしやすいから、人事異動っていうのはやっぱり必要なんだなーって思うです。
それにしてもこの、『許せない』ハードルがどんどん高くなる人は何が原因なんだろう?もともとの性格?ストレス?
私はもともとのんき者なので分かりにくいんだけど、結構こういう細かい人からの攻撃対象になりやすかった(^^;;・・・でもほんとはちょっと繊細なんだけど・・・(ほんとですよー)、『あたしは繊細なんです!』と自己主張する人に(強いじゃねえか)と思いながらもかなり気を使ってた。
『繊細さん』=気が強い人
これは私が女社会の中で学んだことです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
のんきで穏やかで優しい世の中が住み心地がいいと思うんだけど、難しいねぇ・・・。