大地震から。 | Rucca*Lusikka

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

ちょっとご無沙汰してしまいました。

まずは東北関東大震災において、お亡くなりになられた多くの方々に哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。
また、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

私は地震当日帰宅難民になりました。電車が止まり夜になっても運行の見通しが立たなかったため、最寄りの市民会館へ誘導され避難しました。
地理感の全くない場所で一人、とても心細かったですが、一緒に避難してたマダムのグループの方がとても親切で明るい方々で、ご一緒させていただけたおかげで長い夜をやり過ごすことができました。

駅で電車を待っている間は、近くのドラッグストアのお兄さんが携帯カイロを差し入れてくれたり、たまたま電源を持ってたという若い女の子が携帯を充電させてくれたり、マダムたちがごはんをわけてくれたり、
また、情報がなくて困ってる私に、友達(リアル友・ネット友)がずっと電車の運行状況や歩いた場合の帰宅ルート等をツイッターで教えてくれました。
さらに、会ったこともない私に、そこは自宅から近くだからよかったら家に来てはいかが?と言ってくださったり・・・本当にその気持が嬉しくて涙が出てきました。

市民会館では、毛布や乾パン、お水なども頂きました。(職員の方々もみんな親切で、○○市の好感度は私の中で3000%アップです!)
心細い中でしたがたくさんの親切に触れることができて、とてもとてもあたたかい気持ちでいっぱいになりました。
本当にありがとうございました。。心から御礼を言わせてください。

ところで今回、ツイッターが本当にありがたかったです。

駅ビルの階段で電車待ちをしていたときは、イーモバが圏外でiPod touchが使えずガラケー頼りでしたが、万が一のための通話のことを考えるとあまり電池を使うわけにはいかず、でもフォロワーさんたちが私がいる場所の情報を適時つぶやいてくれていたおかげで、あちこちのページを見に行かなくてもツイッターだけ見てれば情報がだいたいわかるので、とても助かりました。

また、友達(リアル友・ネット友)の安否もすぐに知ることが出来ました。これはメールよりも早かった。

なので今回、ツイッターどころか、mixiも、もちろんfacebookも、そういう類を全くやってないゼツにも強引に?アカウントを取ってもらいました。本当は実家の母にもやって欲しいところですが、携帯メールすら挫折してるのでさすがに無理だな・・・しかし黒電話のみはやはり不安なのでなんとか携帯電話だけは持たせたいところ。。。

そして今は、正しい情報を得るのにとても役立ってます。ツイッターって、誰をフォローするかでそれぞれのタイムラインの風景はぜんぜん違うと思います。こういう時その取得選択の難しさはあると思いますが、私がフォローさせて頂いてる方々は、みんな明るい発言をしてくれてるひとが多いので、テレビしか情報がない場合と比べて前向きに、冷静になれてるなとも思います。

さて、地震から10日ほど経って、あまりの被害の大きさにただただ驚き、また、原発という新たな不安も生まれ、まだまだとても安心出来る状況ではありません。被災地で今も非難されてる方々のご苦労や不安、悲しみを思うとたまらない気持ちになります。。。
私も、一日帰宅難民になっただけだというのに、電車に乗って遠出をするのがすっかり怖くなってしまいました。

被災してない私たちが、頑張って日常生活を送って、経済を回していかなくてはならないのにこれはいかんと思い、週末は友達の誘いもあって、鎌倉でのチャリティーノルディックウォーキングというのに参加してきました。

地震以来ひきこもりがち、テレビの前に座りっぱなしになりがちなこの頃、外に出て、新しい人達に会い、自然の中を歩き汗をかいて、東北の空へ復興への祈りを送る。。。
そういうイベントでした。小さな子供もたくさん参加していて、賑やかに楽しく歩いて来ることができました。わずかながら募金もさせていただきました。

おかげで電車に乗る&遠出の恐怖心が軽減された気がします。私が今一番頑張らなくてはいけないのは勉強、その為には教室に休まず通わなくてはね。
今回のウォーキングのゴールは鶴岡八幡宮でした。

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去年、大風で無残にも倒れてしまった千年の大銀杏の株がありました。
でも折れた株から新しい若木が生まれていました。
今の段階ではまだそれが大きく育つかはわからないそうですけれど、どうかどうかすくすく育っていきますように。
被災地のことを考えると、まだまだ復興のことさえも考えられない状態だと思いますが、どうかどうか被災されたみなさんが希望を持って行けますように。。。

そして私は、あの夜に頂いたたくさんのあたたかい親切を被災地の方々へ返したい。
できることは、募金、節電、くらいしか浮かばないけれど。。。
あとは被災地の産物を買うこと、旅行に行くこと。。。
そして風聞に惑わされないこと。
日常を心がけること。。。
がんばろう!