【MYノート術1】スマートノート1年経ちました。 | Rucca*Lusikka

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横浜のwebデザイナー&ライターRucca(ルッカ)のサイトです。ノート術で人生を楽しくおもしろくすることをテーマにブログを書いてます。

ルッカ*ルシカ ブログをはじめて半年が経ちました。このブログは私が読んだ本の感想や、日々思うこと、仕事のこと、あちこち聴きに行ったセミナーや勉強会のレポート記事が多いのですが、その際に「ノート」が大活躍しています。今日は私の「ノート」について書こうかと思います。

ブログのヘッダーのところでも、プロフィールのところでも言ってますが、

私の趣味はノート書きです♪

元々文房具が好きで学生の頃よりかわいいノートや手帳やレターセットを利用するのが趣味でした。好きが高じてキャラクター文房具の商品開発の仕事をしていたこともあります。ただ、この頃は「かわいいものを集めるのが好き」という意味での「好き」でした。

ノート術に目覚めたのは、再びデザインの仕事をするべく、パソコンスクールや職業訓練校での授業でwebの勉強をするようになってからです。とにかくもう物覚えが悪くなってたので(涙)、頭で覚えきれない分をノートに覚えててもらう、そんな必然からでした。どうやったら効率良くノートを取ることができるだろう??

そんななか、職訓の先生より岡田斗司夫さんの「スマートノート」を教えてもらい、まずは本を読んでみたのでした。当時は勉強以外にもいろいろと自分の中の「考える」という部分において、少し「危機」的なものを感じていた頃でもありました。

わりと散らばりがちな自分の「考え」を明瞭にしたいと思ったのが、そもそもの始めたきっかけ。
特にここ数年、言葉の難しさというか、思いの伝え方に手抜きをすることが多くなってきてる気がするのです。
空気を読んで当たり障りの無い無難なことを話してるうちに(まあワタクシどちらかといえば空気読めないですが)、知らず知らずそれが「自分」になり変わっていっているような。
たとえば、ブログを書く頻度が落ちているのも、決して忙しいからとかではなく、伝えたい、語りたいと思う気持ちの部品が抜けてきているような・・・。

誰かのとてもいい話を聞いても、それを人にうまく伝えられなくてもどかしい。「感じる」から「伝える」までの道筋がスパッと開かなくなっていってる気がするのです。
誰かのいい話も、世の中の出来事も、読んだ本の感想も、「私が感じた」ことが「私によれば」という言葉に置き換えられない。

そういうのって、ちゃんと思考しないとどんどん退化していくんじゃないのかなって。

1年前の当ブログの記事、スマートノートはじめてます。より引用

ブログは2005年から書きはじめて、ごく普通のまったりブログ(しかも最初の頃はほとんどFF11のゲームプレイ日記だったりして…)でしたが、ちょうどその頃は長く勤めていた会社を辞めたあとで、物事をいろいろ深く考えたり、本を読む時間が増え、書きたいことがいっぱいありました。

だけど最近は、時間はあるのにこの「深く考える」事がどんどんできなくなってきてる、そんな自覚がありました。

「スマートノート」は、そんな自分の中の「危機感」を解消してくれるかもしれない!

そう思いまずは実践してみたのでした。1年前のことです。

そしてスマートノートを初めて1年。ブログを再開して6ヶ月。

間違いなく自分の思考は進化してる、と実感できています。インプットとアウトプットが順調に回るようになってる。もちろんまだまだ「自由自在」の境地には遠く至っていませんが、私の目標である、

「おもしろき人」になる

に近づけているのかな?と。

ノートのお陰で読書ペースも上がって来ました。今年になってもう50冊近く読めています。近年にない読書量です。ブログもやっと再スタートさせることができて、更新頻度はまだ遅めだけど、以前よりもたくさんのひとに読んで頂けるようになりました。(すごく励みになります。ありがとうございます)

また、ブログに書くということが興味のあるセミナーや勉強会にも積極的に参加するモチベーションの元にもなっています。

元々自分はものすごいスロースターターで…お尻に火がつくまで動かざること山の如しというか、とにかく始めるまでが「ノロい」のですよ。さらに気が散りやすく妄想癖があり、飽きっぽい上に頭の中がすぐぐちゃぐちゃになりやすい。

もうね、そんなあなたにオススメしたいスマートノート!

ではスマートノートとはなんぞや?というと、スマートノート術には1~7までの段階があって、武道の型のようにそのフェイズを繰り返すことで身につけ上の段階に進んでいきます。

最初はまずは1日の出来事を5つ、箇条書きでもいいから書くことから始めます。毎日「書く」ということに慣れたら、次に進みます。そしてどんどんノートの使い方が広がっていくと同時に思考の幅も広がっていくのです。この辺は本を読んでいただくと一番わかり易いです。

 

まず、私は1年つけてみました。その間、ノートの選び方、書き方、など、スマートノートの「型」に則りながらも、自分に使いやすいようにいろいろ工夫しカスタマイズしてみました。ほかのノート術本もいろいろ読んでみました。

そしてやっと、自分なりのノートの「型」ができてきたように思えます。もちろんこれが完成ではなくて、まだまだカスタマイズは続くと思いますし、スマートノートの「フェイズ」も3~4といったところです。まだまだです。

でも、一年間のスマートノートの実践で、

  • 読書量が増えた
  • 仕事&勉強の効率が上がった
  • 学ぶことに積極的になった
  • 物事に対する自分なりの感想や意見を言える(書ける)ようになってきた
  • 加齢による(と思う)反射的な、思考することへの「めんどくさい」が減った
  • 加齢による「(見たけど・読んだけど)忘れた」が減った

は、確実に感じていることです。

でもねまだまだ。次はもっと「行動力」につなげていきたい。人への「つながり力」をもっと鍛えたい。「プレゼン力」もつけていきたい、思考整理ももっと深めたい・・・欲はどんどん出ます。

でもノートを続けていければ可能なんじゃないかな?とも思うのです。

なりたい自分になるためのノート術。なりたい自分ってたぶん、人の話を聴くとか本を読むとかだけじゃなれないんですよ。自分とどこまで対話ができるか、掘り起こせるか、思考を整理できるか、行動に起こせるか。そのためのノート書き、なのです。

さてさて、これからも折々に私のノート術やカスタマイズなどなどを、ブログに書いていきたいなと思います。もっともっと、自分の内を深めたい。いろんな知識を受け売りでなく自分のものにしたい。自分の意見を自分の言葉で言えるようになりたい。書けるようになりたい。

そんな「おもしろき人」になりたいです。

「感動は心にとどまって消えようとせず、しかもその実在を信ずるためには、書くという一種の労働がどうしても必要のように思われてならない。
書けない感動などというものは、皆嘘である。ただ逆上したにすぎない」

(小林秀雄「ゴッホの手紙」)

書けない感動などというものは皆嘘である・・・これは以前読んだ本の中に紹介されていた言葉でとても心に残った一文です。どんなにいい映画を観ても、いい風景を見ても、いい本を読んでも、そのままでは「ああおもしろかった」で終わってしまう。書くという一種の労働が必要。

私は小説家でもライターでもないから上手い文章ではかけないけど、ノートにキーワードを連ねることならできる。キーワードが残ってると、そこから一つ一つをつなげ感動した部分を再構築できるし、全く他のキーワードと結びつかせることもできる。うまくつながればブログとして文章にすることもできる。

最初は消化不良だったことも、時を経てまた見れば残されたキーワードが「今」の自分につながり、新しい感動が見つけられることもある。

脳が忘れていたこともノートはずっと記憶していてくれる。

そんなわけで「ノート書き」、一緒にはじめてみませんか?

新連載スタート!My Notes~私のノート術について一覧はこちら

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私がこれまでに読んで参考にしたノート術本の紹介

とりあえず今まで参考にした書籍をざくっと紹介。私のノート術のベースはスマートノート+マインドマップです。「情報は一冊の?」は、webとの連動の仕方(ノートの索引として)について参考になるかなと思ってます(まだ試してないけど必要を感じています)。モレスキンノートは使ってないけど、ノートのアレンジやカスタマイズアイディアが豊富で参考になります。

おすすめ本&グッズの一覧

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